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横浜ゴム、航空機用タイヤ事業から撤退

 横浜ゴムは30日、航空機用(AC)タイヤ事業から撤退することを決定した。横浜ゴムは、昭和15年から国内エアラインや防衛省向けに、航空機用タイヤ、航空機用リトレッドタイヤ(踏面部ゴムの張替えタイヤ)の生産販売事業を行っているが売上規模は約8億円と小さく、将来の成長も見込めないことから、撤退を決定した。

 横浜ゴムでは、すでに納入先、販売先、関連会社への事前説明を進めており、2009年内で段階的に納入を停止し、アフターフォローも2010年内ですべて終了させる計画。航空機用タイヤ事業に携わる人員の活用、平塚製造所にある航空機用タイヤ工場(神奈川県平塚市)の活用については、今後詳細を詰める予定。航空機用タイヤ事業の年間売上高は約8億円(2008年度見込み)。


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