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横浜ゴム、国内タイヤ事業強化へ販売事業3社体制に再編

 横浜ゴムは27日、国内市販用タイヤ販売事業を強化するため、2011年までに国内市販用タイヤ販売事業を3社体制に再編することを発表した。

 再編は段階的に実施し、第一段階として、7月1日付でタイヤ販売会社18社とRV用タイヤのマーケティング会社1社を合併し、株式会社ヨコハマタイヤジャパンを設立。さらに、横浜ゴムの国内リプレース部門の大半の業務を見直し営業体制の一本化を図る。ヨコハマタイヤジャパンの設立に伴い、従来のタイヤ販売会社が担当していたエリアを細分化し営業に特化したカンパニー制を導入、権限委譲と迅速な意思決定が行えるようにし、営業力の強化を図る。

 また全国を7ブロックに分け地域営業部を設置し、カンパニーを統括すると共に間接業務を集約することで効率化を図る。同時に営業拠点を見直し、最適、最小配置を行うことでコスト削減を進める。なお、合併するタイヤ販売会社の株主の皆様とは、従来通りの関係を継続し、将来に渡って緊密なパートナーシップを結んでいく考え。

 さらに将来的には、乗用車用タイヤとカー用品を扱うリテール会社、主にトラック・バス用タイヤを扱う生産財会社の設立を、第二ステップとして2011年に計画している。


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