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トヨタ、クラウンマジェスタをフルモデルチェンジ

クラウンマジェスタ
クラウンマジェスタ Gタイプ<オプション装着車>(トヨタ)
 トヨタ自動車は26日、クラウンマジェスタをフルモデルチェンジし、発売した。5代目となる新型クラウンマジェスタは、国内での使用環境を踏まえた全長5メートル未満のボディサイズに、「高い質感の室内空間」と「充実の基本性能」を有し、「快適性」を追求。「TOYOTAブランドの最高級セダン」に相応しい車両として開発された。月の販売台数は1000台を計画。車両価格帯は610万円から790万円。

 ホイールベースを拡大し、揺るぎない存在感の中にも躍動感に満ちたスタイルとゆとりの室内空間を創出。余裕のV8・4.6リッターガソリンエンジンに8速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、滑らかで力強い走りとしなやかな乗り心地を実現。また、世界初となる「前側方プリクラッシュセーフティシステム」や「プリクラッシュシートバック」、「SRS後席センターエアバッグ」を設定するなど、高次元の安全性能を付与しており、基本性能の一層の充実を図った。

 さらに、走りの良さを強調したAタイプ“Lパッケージ”や、後席の快適性を重視した4人乗りのGタイプ“Fパッケージ”を設定している。主な特長は次の通り。

【主な特長】
 ▽揺るぎない存在感と高い質感の内外装
 ― トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、伸びやかで美しい水平基調のサイドシルエットに、堂々とした佇まいと迫力のある躍動感を調和したスタイル。

 ― 後席空間を拡大するためにホイールベースを75ミリ延長しつつ、全長は取り回しに考慮した5メートル未満を実現。

 ― パネルやステアリングホイールに、厳選された素材の本杢を用いるなど、細部にまで高い質感を追求した室内空間を創出。

 ▽快適な乗り心地、高い静粛性や先進の安全性を実現する充実の基本性能
 ― V8・4.6Lガソリンエンジンと、駆動力統合制御システム(DRAMS)を備えた8 Super ECTを組み合わせ、滑らかで力強い走りと、9.4km/Lのクラストップレベルの低燃費を実現(Aタイプ)。

 ― 高い車両安定性と予防安全性能を確保し、滑りやすい道でも安定して走れるVDIMを全車に標準装備。

 ― 遮音性の高いガラスの採用や、吸遮音材の効果的な配置により、静かで心地良い室内空間を追求。

 ― 見通しの良い交差点での斜め前方からの出合い頭衝突に対応する、世界初の「前側方プリクラッシュセーフティシステム」を設定。

 ― 前方や後方のプリクラッシュセーフティシステムと連動し、衝突の可能性が高まった際、リクライニングした後席を引き起こすことで、後席乗員の姿勢を適切にし、衝突時の乗員保護に寄与する、世界初の「プリクラッシュシートバック」を設定。

 ▽乗る人すべてに満足感を提供する個性的なラインアップ
 ― 前輪の切れ角を制御することで、ステアリング操作を支援するVGRSを採用した、アクティブステアリング統合制御付のVDIMにより、ドライバーの意志に限りなく近い操作性を実現させた、走る楽しさを強調するAタイプ“Lパッケージ”を設定。

 ― 側面から衝突された際、後席で隣に座る乗員への二次衝突などによる被害の軽減に寄与する、世界初の「SRS後席センターエアバッグ」の設定とともに、大型の後席センターコンソール、サイド部可動式の後席大型ヘッドレスト、左後席にオットマンシートを採用するなど、くつろぎの後席空間を創出した4人乗りのGタイプ“Fパッケージ”を設定。


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