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スズキなど3社が印にエンジン制御ユニットの生産会社を設立

 スズキ、インドのマルチ・スズキ・インディア・リミテッド社(マルチ・スズキ社)、イタリアのマネッティ・マレリ・パワートレイン社(以下マネッティ・マレリ社)の3社は、インドにディーゼルエンジンの制御ユニットの製造会社を合弁で設立することを11日、発表した。

 スズキのインドの四輪車製造販売子会社であるマルチ・スズキ社は、ハリアナ州マネサールにあるスズキのエンジン製造子会社「スズキ・パワートレイン・インディア」社が生産する1・3リッターのディーゼルエンジンを自社の四輪車に搭載している。このディーゼルエンジンを制御するエンジンコントロールユニット(ECU)は現在、イタリアのフィアット社からの供給を受けている。

 新会社は、マネッティ・マレリ社よりECUのハードウェア、ソフトウェアに関する技術協力を受けて、ディーゼルエンジンの燃費性能、環境性能、動力性能、車両の性能にまで影響を及ぼすECUを現地生産する。スズキはこの新会社からECUを調達することにより、スズキ車の製品力向上を図るとともに、更なるコストダウンを進めていく方針。


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