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東軟集団が3年連続でトップに、新興アウトソーシングトップ10で

 【瀋陽(中国)3日PRN=共同JBN】「2009年グローバルサービス・トップ100(2009 Global Services 100)」の審査結果が米ニューヨークで開催されたグローバルサービス大会で発表された。中国のトップクラスのITソリューション及びサービスプロバイダーで、最大のオフショアソフトウェア及びサービスアウトソーシング・プロバイダーである東軟集団(Neusoft Corporation;以下Neusoft)は、「グローバルサービス・トップ100」に5度目のランクインを果たし、2007年から3年連続で「アジア新興アウトソーシング・トップ10(Leaders: Emerging Asian Markets)」のトップに選ばれた。Neusoftは今年はさらに、別の2つの優秀な成績を収め、「最優秀ITサービスプロバイダー・トップ10(Best Performers: IT Services)」と「人的資本開発トップ10(Leaders: Human Capital Development)」に選ばれた。

 Neusoftは2008年において、ソフトウェアとサービスアウトソーシング分野の業績で安定した成長を維持し、営業収入は30%増加した。日本市場では、プロダクトエンジニアリングとアプリケーションソフトウエアシステム開発サービスを中心とする業務を引き続き強化するほか、欧米市場の開拓を拡大し著しい業績を収めた。また、Neusoftの人的資源規模は2008年も安定した成長を維持し、従業員数は1万5000人余りに上り、人的資源規模の拡大によってNeusoftの顧客に対する規模化業務アウトソーシングに対する受け入れ体制が強化された。このほか、Neusoftは顧客のニーズにより適切に対応するため、グローバルデリバリーセンターの建設に注力している。

 Neusoft代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)である劉積仁博士は、「Neusoftは中国のソフトウエア・サービスアウトソーシングプロバイダーであり、今回の審査でこのような光栄を授かることができたことは、中国のITサービス企業の業務の進展、コーポレートガバナンス、顧客への対応能力などの方面で成し遂げた実績に対する評価だと受け止めている。私は、中国のITサービス企業の成長に伴い、中国がグローバルソフトウエア及びサービスアウトソーシングの構図において重要な役割を担うと確信している」と語った。


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