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ロームAD社を買収、統合無線ブロードバンドのエクシオコム

 【アトランタ(米ジョージア州)2日PRN=共同JBN】統合無線ブロードバンド・ソリューションのグローバルプロバイダーであるエクシオコム・ワイヤレスは2日、ブランド、商標、知的所有権、特許を含めてニュージーランドのロームAD(RoamAD)社を買収したと発表した。

 エクシオコムのジェフ・スペンス最高経営責任者(CEO)は「無線ブロードバンド・ソリューションの世界市場は、接続状態のある企業とコミュニティーのニーズが発展途上国で増加しているため引き続き成長している。ロームAD社のソフトウエア・プラットフォーム、国際的プレゼンス、起業精神が、関連する貴重なブロードバンド・サービスによる市場開発に貢献する当社能力を強化することになるので、われわれは同社との今回の取引実現を喜んでいる」と語った。

 ロームADのプラットフォームの戦略的買収は、無線ブロードバンド・ネットワークに対して業界をリードするルーターとネットワーク管理技術をエクシオコムにもたらす。
ロームADとエクシオコム両社技術の統合は、世界的に無線ブロードバンド・ネットワークに対するより費用対効果のある急速展開を可能にする。

 ロームADの合併前のマーティン・レビーCEOは「私はロームADが達成した成功の上に構築されるチーム、ビジョン、リソースを持つ企業となるエクシオコムに加わることに大変わくわくしている。これは当社顧客とパートナーにとって素晴らしい機会である。われわれはエクシオコムと前進する際に引き続き優れたものを出しながら貢献したいと望んでいる」と語った。

 エクシオコムのスティーブ・アードマン上級副社長(グローバルビジネス開発担当)は今回の買収完了にあたって、「エクシオコムは全世界でパートナーと顧客にサービスを提供する道を強化する。顧客はボイス、ビデオ、モビリティーのソリューションの堅牢なセットを求めており、ロームADのソリューションはサービスの行き届かないコミュニティーにこれらソリューションを効果的に提供する能力を加速することになる。われわれはマーティン・レビー氏とそのチームがエクシオコムに加わってもらって非常に幸運である」と語った。

 ▽エクシオコム・ワイヤレス(Xiocom Wireless)について
 2007年に創設されたエクシオコム・ワイヤレスは、統合無線ブロードバンド・ソリューションのグローバルプロバイダーである。同社のエクシオスフィア(XioSphere、商標)プラットフォームは、ブロードバンド無線ネットワークの設計、配備、管理コストを大幅に軽減する一連の柔軟な市場指向のサービスを提供する。

 ▽ロームAD(RoamAD)について
 ロームADは2001年に創設され、エクシオコムに買収される前は次世代のメトロWiFi、ハイウェーWiFi、キャンパスWiFiの各ネットワークとともにCCTVとビデオ監視に対する公衆安全ネットワークを供給してきた。同社ネットワークは柔軟性、技術的機能性、経済性で並ぶものはない。ロームAD無線ノードは802・11n・MIMOに対する近い将来のサポートを伴うリンク技術不問のWiMAXバックホールである。ロームADネットワークは遠隔操作でアップグレードされ、モバイル・ブロードバンド・データとモバイルVoIP/VoWiFiをサポートするよう最適化される。

 ロームAD(RoamAD)はエクシオコムの商標である。その他すべてのブランドあるいは製品名は、それぞれの所有者の商標もしくは登録商標である。


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