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年末までに90%電子化、ドバイの入国管理事務

 【ドバイ23日PRN=共同JBN】世界の顧客と効率よく連絡を取るため、入国管理を担当するドバイ帰化居住局(DNRD)は今週、アラブ首長国連邦(UAE)と世界の誰もが利用できる新技術を最大限取り入れた新しい電子サービスを導入した。ドバイおよび海外に居住する観光客、居住者、滞在客はモバイルビザ(Mビザ)を通じてあらゆるタイプの入国許可証やビザが発給されると同時に直ちに電子メールで通告を受け取る。

 DNRD局長のモハメド・アーメド・アル・マリ少将は、この先駆的な方法によりUAEおよび世界に居住する誰もが同局のサービスを利用できると語った。アル・マリ氏は、このオンラインサービスはDNRD事務所を何度も訪れる必要がある個人にはその回数を最小限に減らすため役に立つと語った。

 DNRD局長補佐(IT分野担当)のハレド・アル・ロズーキ中佐は「われわれは業務の60%をオンライン化できたので2009年末ごろまでには90%電子化できると期待している。Mビザ業務はウェブ接続と携帯電話で顧客に迅速で最高のサービスを提供することを目的としている」と語った。

 DNRD電子プロジェクト部長のハリド・ビン・マデア・アル・ファラシ中尉は、顧客がDNRD事務所訪れるかオンラインでウェブサイト(http: //www.ednrd.ae)にアクセスして入国許可証を申請すると、電子メールかテキストメッセージでビザを受領するために必要な支払いをするよう求められる。ビザが発給されると、顧客はDNRDのロゴと局長の署名があるオリジナルの電子ビザ文書を含む電子メールメッセージの通知を受ける。PDFファイルはビジターに関する詳細の改ざんを確実に防ぐ。

 また顧客は2次元形式でオリジナルのビザ文書に印刷されたのと同じバーコードとビジターおよびスポンサーに関する重要情報を含むSMS(ショート・メッセージ・サービス)通知も受領する。UAEを本拠地とするスポンサーも同時に通告を受ける。SMSメッセージは世界中のどの目的地にも転送できる。

 どの入国地点に到達してもDNRD検問所に設置されたバーコードスキャナーは、直ちにビジターの携帯機器から直接入国許可証の詳細を解読する。UAE訪問者は必要に応じてオンラインで申請書を再度追跡し、電子メールとテキストメッセージを再送することもできる。

 アル・ロズーキ中佐はDNRDでは従来業務から電子式、オンラインサービスへの移行が順調であることを確認した。また同局はさまざまな取引の完了を促進し、それに必要な時間を減らし、オンラインでデータを交換するためにドバイとUAEにある各種政府機関との電子リンクを強化している。

 さらに詳しい情報はドバイ帰化居住局メディアセンター(Dubai Naturalisation and Residency Department media centre, Phone: +971(0)4-7074549, fax: +971(0)4-3981113, email: media@dnrd.ae)かノハ・ハビブ氏(Noha Habib at Weber Shandwick Mena, phone:+971(0)4-3210077, Fax:+971(0)4-3211711,email: noha.habib@ws-mena.com)まで。


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