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前月比日量93万バレル減少、OPEC1月の原油生産

 【ロンドン11日PRN=共同JBN】11日に明らかにされた石油輸出国機構(OPEC)と石油業界関係者、アナリストを対象にしたプラッツの最新調査によると、OPEC加盟12カ国の1月の原油生産量は日量平均2897万バレルと12月の2990万バレルから日量平均93万バレル減少した。

 イラクを除くOPEC11カ国の生産量は、昨年12月17日にアルジェリアのオランで開いた臨時総会で合意し今年1月初めに実施した生産目標の日量2484万5000バレルを約169万5000バレル上回った。

 プラッツのジョン・キングストン世界石油担当ディレクターは「OPECは先月、日量約100万バレルの生産削減をなんとか実施したが、目標に到達するにはさらに170万バレルの削減が必要だ。今や問題は1カ月足らずのうちにウィーンで開くOPEC総会で現行協定が機能するように時間を与えるか、あるいは追加削減を求めるかどうかということである」と語った。

 OPEC最大の産油国であるサウジアラビアは、生産量を12月の日量837万バレルから1月の803万バレルまで34万バレル削減し、1カ国としては最大の削減幅だった。

 イランは日量14万バレル減産し日量平均370万バレル、クウェートは13万バレル減の日量平均233万バレルだった。

 その他の国の減産量はエクアドルの日量平均1万バレルからアラブ首長国連邦(UAE)の同8万バレルまで小幅にとどまった。

 イラクの供給は輸出増により日量平均4万バレル増加して平均243万バレルだった。

 OPECは3月15日にウィーンで次回総会を開く予定。

 国別生産量は以下のサイトから表を参照。関連情報とその他のエネルギー情報はオンラインのプラッツまで。http://www.platts.com/Oil/Resources/News%20Features/opec/prod_table.xml)

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