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ドコモN01Aにタッチ能力搭載、シナプティクスのタッチパッド

 【サンタクララ(米カリフォルニア州)2日PRN=共同JBN】モバイルコンピューティングとエンターテインメント機器向けヒューマン・インターフェース・ソリューションの有力デベロッパーである米シナプティクス社(ナスダック:SYNA)は2日、同社「クリアパッド」(ClearPad、商標)ソリューションがNTTドコモ・プライムシリーズの携帯電話N-01Aに搭載され、高性能のタッチ能力をもたらしたと発表した。業界リーダーのNEC製プライムシリーズは現在日本で市販されている。

 このスタイリッシュで人気の高い携帯電話は画面が大きく、ビデオあるいはテレビ放送など多彩な機能を持つアプリケーションに適している。N-01A携帯電話の直感的でコンテクスト風の制御機能は、シナプティクスのクリアパッド・ソリューションで実現するものであり、同ソリューションは同時に同社の強化ジェスチャー認識(EGR、商標)技術をサポートする。シナプティクスEGRのジェスチャー・ライブラリーは、ナビゲーションや各種コマンドに対するショートカットを可能にする。最新のジェスチャーを実現するためにホストプロセッサー上でほかのジェスチャー・ソフトウエアは全く必要ない。

 同社の実証済みのEGR技術は、ユーザーにとって直感的で使いやすい高性能ジェスチャーを意味する。EGRによって1本の指を使うジェスチャー(タップ、ダブルタップ、プレス、フリックなど)と複数の指によるピンチなどのジェスチャーが実現する。クリアパッドのタッチスクリーンが持つ圧倒的な能力がユーザー体験を豊かにし、NTTドコモのプライムシリーズN-01Aは今まで以上に使いやすくなっている。

 シナプティクス・ジャパンの前田義博社長は「話題のNTTドコモ・プライムシリーズN-01Aに当社の革新的なクリアパッド機能を活用したインターフェースを組み込むため、NECのような業界リーダーと協力することは喜ばしい。当社のクリアパッドとEGR技術は多彩な機能を持つアプリケーションを実現し、日本の携帯電話市場でそれを楽しむユーザー層が今後増加するだろう」と語った。

 シナプティクス・クリアパッドは、ナビゲーション、スクロール、バーチャルコントロール、その他機能に対して、携帯機器で実証済みの容量結合方式タッチスクリーンを求めるメーカー向けに出荷される。

 クリアパッドに関する詳しい情報はhttp://www.synaptics.com/solutions/products/clearpadを参照。

 ▽シナプティクス社について
 シナプティクス (ナスダック:SYNA) は、モバイルコンピューティング、コミュニケーションおよびエンターテイメント業界向けインターフェース・ソリューションの有力デベロッパーである。同社はノートパソコン、PC周辺機器、デジタル音楽プレーヤー、携帯電話などの多様なデバイスのインターフェース・ソリューションを開発している。同社中核製品であるタッチパッド(TouchPad、商標) は、今日のノートパソコンの大半に組み込まれている。家電やコンピューターのメーカーは、より優れた使い勝手と機能性および工業デザインを通じて、人間とインテリジェントデバイス間のインタラクションを強化するシナプティクスのソリューションを採用している。本社は米カリフォルニア州サンタクララ(http://www.synaptics.com)。

 Synaptics, ClearPad、TouchPadおよびSynaptics のロゴは、シナプティックスの米国および/またはその他の国における商標である。


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