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富士重工業が初のエンジン式刈払機、2月1日から販売開始

エンジン式刈払機
富士重工業としは初のエンジン刈払機(写真・富士重工業)
 富士重工業は、2月1日より富士重工産機販売(本社・埼玉県北本市)を通じて、エンジン刈払機「スバル ロビンカッターSCAシリーズ」、「SCMシリーズ」の販売を開始する。富士重工業として、エンジン式刈払機を販売するのは初めて。

 SCAシリーズは、一般ユーザー・農業向けエンジン式刈払機として、誰でも使いやすいユニバーサルデザインを追求。指3本が掛けられ引きやすいリコイルノブや、軽い力で簡単かつ確実にエンジン始動が可能なソフトスタート機能を採用することで、女性や年配のユーザーの使い勝手に配慮した設計とするとともに、騒音や振動などを抑えることで作業者への負担を軽減し、優れた作業効率を実現している。

 また、作業用途や目的に応じて、両手ハンドルやループハンドル、ツーグリップの3種類のハンドル形式を設定することで、幅広いニーズに対応する。

 一方SCMシリーズは、山林業向けエンジン式刈払機として、雑木や潅木、藪などの除伐採なども対応する高い刈払い性能を追求。山林のハードな地ごしらえや除伐採などを可能にするため、高出力かつ低中速域でのトルクを重視したエンジンを搭載。また、耐久性能を高めたメインシャフト、ギアケースなどのほか、軽くて強度があり、放熱性も優れたマグネシウムダイキャスト製ファンカバーを採用するなど過酷な作業にも耐えうる仕様としている。

 さらに、軽量コンパクトな設計を施すとともに、SCAシリーズと同様にソフトスタート機能を採用するなど、ユーザーの使い勝手にも配慮した。

 スバル ロビンカッターは、エンジンの排気量に応じて、SCAシリーズが3モデル、SCMシリーズが2モデルの合計5モデルをラインナップする。

 今後は、2007年1月から販売を開始しているスバル充電式草刈機「eカッターPRO」と合わせて、ラインナップを拡充することで、さらなる事業の拡大、発展を目指す。


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