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ホンダ、リアルオープンスポーツカー「S2000」生産終了

S2000
生産が終了するS2000(ホンダ)
 ホンダは27日、リアルオープンスポーツカーとして市場に浸透してきた「S2000」の生産を6月末をもって終了することを発表した。

 S2000は、1999年に世界トップレベルの高出力4気筒自然吸気エンジンを搭載、50:50の車体前後重量配分を実現したFRのリアルオープンスポーツカーとして発売された。

 運動性能だけでなく、当時の排出ガス規制値を50パーセント以上下回る排出ガスレベルや、新開発オープンボディ骨格構造を採用、クローズドボディ同等以上のボディ剛性を実現し、環境への配慮と世界最高水準の衝突安全性も兼ね備えていた。

 その後、VGS(車速応動可変ギアレシオステアリング)の追加、タイヤサイズの変更、排気量アップなど運動性能を向上させるなど、進化を続け、約9年間で国内累計2万台、全世界累計11万台以上販売した。


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