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データベース更新変換に採用、米・州当局がアテラス採用

 【ダラス21日PRN=共同JBN】レガシーマイグレーションとモダナイゼーションに対する100%自動化ソリューションの有力プロバイダーである米アテラス(ATERAS)社は21日、米国のある州当局が組織全体規模の評価作業を完了してもらい当初データベース「アダバス・ナチュラル(Adabas Natural)」アプリケーションを「COBOL・CICS・DB2」に変換するためアテラス社を選択したと発表した。

 アテラスはこのデータベース、データ、アプリケーションの評価と変換のためにDBシャトル(DB-Shuttle商標)自動化テクノロジーを使用する。第1段階はすべてのメーンフレーム・アプリケーション環境の極めて詳細かつ目標を絞った研究と解析となる評価である。構成要素はすべて分類され、詳細にわたってリスト化される。すべてのアプリケーション構成要素は、言語別に分類、保存される。この評価はすでにあるアダバス・ナチュラル環境の完全理解につながる。自動評価の完了後、アテラスはデータ、データベースおよびアプリケーション・ソフトウエアの変換を含むターンキー・ソリューションを提供する。

 このプロセスはコードフリーズ(ソースコードの凍結)を全く必要としない100%の自動変換が含まれる。次いで、アプリケーションとデータベースは、すべての業務規則の保持を含む機能上で100%同等となる。変換後のアプリケーションを作動、運用、維持するために、なんらの独自ライブラリー、第三者ライブラリーあるいはその他ソフトウエアは必要としない。アテラスのルールベースの変換は顧客の技術的、業務上の必要条件に対応して、変換時間を劇的に削減する。最終結果は、簡単に維持し新しい環境における高性能を保つことになるn階層アーキテクチャーによる質の高いソリューションである。

 アダバス・ナチュラル環境をリレーショナルなデータベースにマイグレートするこの州当局の業務上の理由は、IBMのDB2テクノロジーを移行して、アダバスのライセンス許諾・保守料金の高額のコストを削減し、新しい情報サービスを提供するより大きな機能と実用性を必要とすることである。

 アテラスは長年、世界のほかの非リレーショナルな顧客サイトをDB2、SQLサーバー、オラクルなどのテクノロジーにレガシーマイグレーションとモダナイズを図る自動化ソリューションを提供して成功してきた。ミッションクリティカルなシステムのマイグレーションは、州政府、保険業、金融部門、ヘルスケア、大学など市場の顧客が含まれる。

 アテラスのスコット・ミラー社長兼最高経営責任者(CEO)は「当社のアダバス・モダナイゼーション・ソリューションはこのような経済状況の中で非常に魅力的であることを、今回の契約は改めて実証するものだ。当社の価値命題は例外である。われわれはさらに多くの世界企業が、ライセンス許諾料金を削減し、そのアダバス・ナチュラル・アプリケーションをDB2、オラクル、SQLサーバーなどよりオープンなテクノロジーに変換するため、アテラスに依存すようになるとの希望を抱いている」と語った。

 ▽アテラスについて
 アテラスはレガシーシステムを最新のIT環境にモダナイズ、マイグレートするための最先端サービスを提供して、26年にわたりグローバル企業を支援してきた。特許申請中の自動化テクノロジー「DBシャトル(DB-Shuttle商標)」は、既存のIT環境の全面的評価から完全自動化変換まですべてを提供する。
詳細はwww.ateras.comを参照。


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