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台湾のWiMAX運営業者が採用、コンプテルのソリューション

 【ヘルシンキ15日PRN=共同JBN】ダイナミックな運用支援システム(OSS)ソフトウエアの有力ベンダーであるフィランドのコンプテル社(OMXヘルシンキ:CTL1V)は15日、台湾のWiMAX運営業者(名称未公表)が「コンプテル・コンバージョン・メディエーション・ソリューション」を採用したと発表した。コンプテルは台湾の課金ベンダーであるコムウエア(Comware)と提携して、運営業者がWiMAX上で提供するポストペイド/プリペイド・サービスのために完全な料金精算ソリューションを提供する。

 この運営業者は台湾でWiMAXライセンスを受けた運営業者6社のひとつで、2009年初めに初めて商業サービス開始をしたいとしている。台湾ではモバイル・ベンダーのいくつかが既にモバイル・ブロードバンドを提供しており、ブロードバンド競争は極めて激しい。WiMAX運営業者は足がかりを得るため迅速な市場への進出を可能にするインフラストラクチャーを必要としている。

 WiMAX運営業者は彼らの必要とするソリューションを提供するコムウエアと提携したコンプテルを選択した。コンプテルは、「コンプテル・コンバージェント・メディエーション・ソリューション」がWiMAX運営業者の現行のビジネスプランをサポートするのに必要な柔軟性、信頼性を提供できることを証明することができた。

 コンプテル・コンバージェント・メディエーション・ソリューションはWiMAXからサービス使用情報を収集し、コムウエアの課金ソリューションに送信する。

 コンプテルのミカ・コルピネン・アジア太平洋担当副社長は「コンプテルは再び信頼できるデリバリーと市場への進出を可能にすることを示した。当社の他に類を見ない通信における経験とコムウエアのような優れたパートナーが結びつくことでコンプテルは世界各地で成功を収めている」と語った。

 コンプテルは2009年2月16日から19日までスペインのバルセロナで開催されるGSMAモバイル・ワールドコングレスに出展する。(スタンド2E58番)

 ▽コムウエアについて
1994年創業のコムウエアは情報技術ソリューションの優れたプロバイダーで、世界クラスのサービスを提供している。同社が開発したシステムは台湾と中国の10以上の主力電気通信会社に導入され相談を受けている。詳細はhttp://www.comware.com.tw参照。

 ▽コンプテル(Comptel Corporation)について
 コンプテルはコンプテル・ダイナミックOSS(商標)ソリューションを提供し、テレコム・サービスプロバイダーが柔軟にサービスを提供し、効果的に課金できるようにする。インベントリー、プロビジョニング、アクティベーション、メディエーション、課金におけるコンプテルの専門知識は、サービスプロバイダーが革新的なサービス提供に注力する力を与えている。同社は7億の加入者を持つ280社の顧客にこれらソリューションを提供している。同社は1986年に設立され、2008年英国のIPフルフィルメント専門企業アクシオム・システム社を買収している。詳しい情報はhttp: //www.comptel.com参照。


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