ハボックTVがボルボと提携してライブ中継、北米自動車ショーで
【デトロイト12日PRN=共同JBN】米国でもっとも見られているビデオ・オンデマンド(VOD)チャンネルの運営者であるハボックTV(Havoc TV)は今週、デトロイトの北米国際自動車ショーでユニークなインタラクティブ・プラットフォームを設置した。ハボックはまたDIRECTVの101ネットワークで毎日4時間のプログラムを持っており、配信機構とウェブを利用してメディアがボルボ・カーズ社のデトロイトにおける報道活動に参加するよう呼びかけた。自動車会社が会社幹部と離れているジャーナリストとの間で直ちに反響を知ることの出来る通信を行うため潜在的可能性を創造的に利用するのは初めてとなった。
ハボックTVは数百万の視聴者がおり年間20億以上の広告影響を作り出しているが、最近のボルボ・カーズ社との提携はハボックTVの技術的柔軟性、創造性現代の放送とウェブ・プログラミングに対する革新的アプローチを表している。
ハボックTVのライアン・クレッサー最高経営責任者(CEO)は「ライブでインタラクティブな放送とボルボのためのウェブキャストを創造するアイデアはスポーツとライブミュージックをカバーするという活動の直接の結果である。ハボックTVは実際に視聴者が当社のカバーするライブイベントにライブイベントに関する質問に答えたりリクエストをするといった形で参加できるようなインタラクティブ・システムを開発した。われわれはボルボとともにハボック/DIRECTVシステムが主要自動車ショーに実際に来ていないジャーナリストに連絡する創造的方法を作り上げることが出来ると信じていた。デトロイトはこのアプローチの最初のテスト場でありわれわれは完全に成功したと思っている」と語った。
ボルボ・カーズ社のピーター・ガンジュバー放送メディア関係マネジャーは「主要自動車ショーで新車発表や企業ニュース配布の上から報道関係者の参加はボルボにとって極めて重要である。われわれは常に中心的報道ベースと接触する新しい方法を探している」と述べた。ボルボは北米国際自動車ショーで最新のクロスオーバー・モデルXC60と革新的コンセプトカーのS60を展示しており、最新の安全技術アプリケーション、歩行者と運転者を保護するための最先端技術を発表している。
ボルボの記者会見はハボックTVの高解像度テレビ放送の目玉でDIRECTVの101ネットワークと同時にインタラクティブ・グローバル・ウェブキャストで放送された。この両プログラムはデトロイト・ショーのボルボのディスプレーでライブで制作、配信された。この両プログラムにはボルボ社幹部のインタビュー、製品説明、その他の企業情報が含まれていた。
ボルボ/ハボックのインタラクティブ・ウェブキャストは世界中のこれを見ているメディアにボルボの記者会見その他のプログラムをオンラインで見ることを可能にし、デトロイトのオンサイト・ホストに1時間の放送中、コンピューターやその他の適当なモバイル機器から質問を送ることが出来るようにした。プログラム主催者は提出された質問のいくつかをボルボ関係者にぶつ向け、彼らの回答はDIRECTV構成再放送とウェブを通じてライブで見たり聞いたり出来た。
クレッサーCEOはまた「スポーツや音楽のファンがライブで質問するのに代わって今回は自動車や経済関係の記者が世界でもっとも尊敬されている自動車メーカーのひとつの責任者に質問をぶつけた」と述べた。全体の目標は出席していないメディアに彼らの同僚がデトロイトの記者会見で見たり聞いたりしたのと全く同じ情報を提供することだった。「もしわれわれがデトロイトの自動車ショーに参加できなかった一握りのメディアを手助けしたに過ぎないとしてもこの努力は価値があった。ボルボはメディアへのアクセスなくして厳しい経済を乗り越えることが出来ない」とガンジバー氏は結論づけている。
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- [-]ハボックTVがボルボと提携してライブ中継、北米自動車ショーで 2009/01/14 水曜日