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日産自動車、ブラジルで「リヴィナ」フレックス燃料車を生産

 日産自動車は12日、ブラジルで「リヴィナ」ハッチバックの生産を開始した。「リヴィナ」は、同国サン・ジョゼ・ドス・ピニャイス市にあるルノー・日産アライアンスの工場で生産される最初の乗用車。どのようなエタノール混合率でも走行可能な日産初のフレックスフューエル車となる。

 ブラジルでの販売開始は2009年3月で、1.6リッター「K4M」エンジン搭載のマニュアルトランスミッション車、および1.8リッター「MR」エンジン搭載のオートマチック車が設定される。

 アライアンス工場で生産される日産車は、ルノー・日産アライアンスが開発したグローバルな品質評価基準であるAVES (Alliance Vehicle Evaluation Standard)を採用し、高い品質レベルを確保している。

 ブラジル日産は、「リヴィナ」の投入など車種の拡大と販売網の増強により、ブラジル国内でのプレゼンスを高めていく。年内には、7人乗り3列シートMPVである「グランド リヴィナ」も、現地生産・販売を開始する予定。


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