ホンダとGSユアサ、リチウムイオン電池の新会社設立へ
本田技研工業(ホンダ)とジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)は、ハイブリッド車用を中心とした高性能リチウムイオン電池の製造・販売、および研究開発を行う合弁会社の設立に向けて具体的な協議に入る。新会社はホンダ49%、GSユアサ51%の資本比率で資本金は150億円になる見通し。本社は京都市南区、工場はGSユアサの長田野事業所(京都府福知山市)内に新設する予定で、09年春ごろの設立を目指す。
ハイブリッド車は、二酸化炭素(CO2)低減の観点から、有効な環境対応技術として、今後本格的な普及段階に入ることが予想されいる。リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池よりもエネルギー密度や出力密度が大きく、今後ハイブリッド車用電池として需要が拡大することが見込まれており、両社は新会社を通して性能の向上、小型軽量化につなげ、ハイブリッド車の市場優位性を確保する。
新会社が製造する電池は、GSユアサが開発したリチウムイオン電池「EH6」をベースに、構造や電極材料などを見直すことにより、次世代のハイブリッド車に最適な性能を実現する予定。
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- [四輪・二輪]ホンダとGSユアサ、リチウムイオン電池の新会社設立へ 2008/12/20 土曜日