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三井造船、世界最大級ダブルハルVLCC「ツシマ」引き渡し

 三井造船は16日、千葉事業所にて建造中だったシンガポール、メイバル・シッピング・アンドトレーディング向けダブルハルVLCC(超大型油槽船)「ツシマ」を完成させ、同事業所にて船主に引き渡した。

 同船は2005年5月に開発された「三井マラッカダブルマックス」の6番船。マラッカマックス船型としては、最大クラスの載貨重量と貨物油艙容積をもち、最も頻繁に輸送される比重の原油を効率よく輸送できる。

 特に海洋・地球環境の保全に配慮し、貨物タンクおよび燃料油タンクのダブルハル(二重船殻構造)化を実施。新たに開発したプロペラの推進効率を高めるための付属物(MIPB-Wing)を装備し、航海速力および燃費の向上を図っている。


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