アジアの「レッドヘリング100社賞」、プロジェンテックが受賞
【シリコンバレー(米カリフォルニア州)15日PRN=共同JBN】米テクノロジー誌のレッドヘリングは15日までに、ライフサイエンス企業のプロジェンテック社がアジアを拠点とする最も革新的な未上場企業100社を選出する「レッドヘリング100社賞」を受賞したと発表した。
レッドヘリング編集部はアジア全域で起業家精神あふれた状況を十分調査した結果、新しいイノベーションにつながるだろう1000社余りを細かく評価した中からトップ100社を判定した。
プロジェンテック社最高経営責任者(CEO)のトレバー・ホーキンス博士は「アジアと世界でイノベーションを進めているトップ企業の一つとして、レッドヘリングから認められたことはまさに名誉である。サンフランシスコと上海に近接するプロジェンテックのオフィスは、ライフサイエンスと分子診断市場向けの革新的かつ費用対効果のある製品を開発する独自の能力を与えてくれる。サンプル準備に対する当社初の完全自動化システムの開発は、価格と利便性に特に注意することによって進むもので、来年早い時期にライフサイエンス顧客の手に当社エントゥラ・ライト(Entura Lite)が得られることに興奮している」と語った。
レッドヘリングのジョエル・ドライファス編集長は「アジアは一般の固定観念に反して、ますますイノベーションのリーダーになりつつあることを当社受賞者とファイナリストが物語っている。優れた挑戦者のあのように大きなリストからトップ100のファイナリストを選出するのは厳しい作業であった。われわれはファイナリストとして選んだ企業の質に非常に満足している」とコメントした。
受賞した100社は、香港にあるレッドヘリング・アジアで発表された。受賞した新興企業のCEOは、今週初めに香港JWマリオットホテルで開かれる授賞式で、有力な起業家、投資家、企業戦略家の前でその革新的アイディアとテクノロジーを発表する。
レッドヘリング・アジアの受賞者全名簿はhttp://www.redherring.comを参照。
▽プロジェンテック(ProGenTech Limited)について
プロジェンテック社はライフサイエンスと分子診断会社であり、核酸とタンパク質精製、分子診断法の機器を開発している。同社は2005年に創設され、サンフランシスコベイ地域と上海にオフィスを所有している。同社初のサンプル精製機器であるエントゥラ(Entura)製品ファミリーは、作業行程の真の自動化を通じて実験室内の効率を増進する。これら機器は同社独自のカセットと対応して、ユーザーはさまざまな種類のサンプルから核酸とタンパク質を分離することができる。同社はまた一連の分子診断アッセイと院内感染ターゲットを検知する完全統合機器を開発している。
プロジェンテックに関する詳しい情報はhttp://www.progenteck.comを参照。
▽レッドヘリング(Red Herring)について
レッドヘリングは世界的なメディア企業であり、さまざまな形式すなわち有力なイノベーション雑誌、オンライン・デイリーのテクノロジーニュースサービス、テクノロジーニュースレター、世界のテクノロジーリーダーに対する主要イベントを提供して、世界で最も優れたテクノロジー変革者、ベンチャー投資家、企業政策決定者を結びつける。レッドヘリングはインサイダーによる世界のイノベーション経済へのアクセスを提供し、経済を推進する台頭テクノロジーに関する比類ない洞察を提示する。
レッドヘリングに関する詳しい情報はhttp://www.redherring.comを参照。
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- [国際情報]アジアの「レッドヘリング100社賞」、プロジェンテックが受賞 2008/12/15 月曜日