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川崎造船、31万5000重量トン型VLCC「M.STAR」引き渡し

川崎造船
M.STAR同型(写真・川崎造船)
 川崎造船は4日、同社坂出工場で、最新鋭タンカー、プローブ・シッピング・エス・エー向け31万5000重量トン型VLCC「M.STAR(エム スター、同社第1590番船)」を引き渡した。

 本船は全長333メートル。総トン数16万292トン、載貨重量31万4016トン。荷油槽容積は35万1580立方メートル。マラッカ海峡を通行でき、日本の主要バースに入港できる船としては最大規模の積載能力を有している。

 燃料油タンクは貨物タンク同様に二重船殻構造を採用することで事故が発生した際の海洋汚染防止対策が施されている。また省エネルギー対策として、フィン付きラダーバルブ(RBS-F)および高効率タイプのプロペラを採用している。


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