新日鉄と三菱重工、橋梁事業統合は否定するも“検討”認める
新日鉄と三菱重工は4日、両社が橋梁(きょうりょう)事業の統合で大筋合意した、と報じられた件で見解を発表した。
新日鉄は「橋梁事業の体質強化につき施策を検討しているのは事実だが、現時点では何も決まっていない」とコメント。4月に橋梁事業を分割し、三菱重工橋梁エンジニアリングを発足させている三菱重工は「当該事業についての環境は厳しく、引き続き他社との連携も含めて事業のあり方を検討しているが、現時点で決定している事実ではない」と、一部報道は否定しながらも、他社との連携を検討していることを認めた。
橋梁事業については、談合事件の発覚などによる見直しで競争が激化している。こういった厳しい環境下で、事業体質の強化に他社との連携も視野に入れていることが明らかになった。
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- [建築・土木]新日鉄と三菱重工、橋梁事業統合は否定するも“検討”認める 2007/09/05 水曜日