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日産自動車、ベトナムに合弁会社を設立

 日産自動車は8日、ベトナムに合弁会社「ベトナム日産」(NVL)を設立したと発表した。現地パートナーはデンマークに本社を置くKjaer Group A/S*(Kjaer:ケア)。新会社は12月中に営業を開始する。

 ケアは、1962年に創立されたデンマークの自動車配給サービス会社。主に新興国を対象として自動車配給事業を展開している。日産の他国での配給事業も担っており、現在、他ブランドの配給も合わせると世界133カ国でサービスを提供している。

 日産は2007年、ケアの連結子会社であり、日産の現地販売会社であるモーターケア社を通じ、ティーダ、エクストレイル、ピックアップ等を含む518台の日産車をベトナムにて販売した。NVLは11月中旬にベトナム政府より完成車輸入権を取得し、今後完成車及びスペアパーツ、アクセサリーパーツの配給を開始する。また、2009年には数モデルの新型車の投入を検討中。


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