ハワイの各地にゆかりの場所、オバマ次期大統領の少年時代
【ホノルル3日PRN=共同JBN】ホノルルは米大統領に選出されたバラク・オバマ氏の生誕の場であり少年時代を過ごした場所であることを誇りとする。ハワイへの訪問者はオバマ氏が彼の人生を形成し自由世界のリーダーになった場所を簡単に探訪することができる。
若きオバマ氏は土地の価値が寛容、和解、互恵をはぐくんだ島々、そして分裂ではなく多様性が人びとを特徴付けた島々で活躍した。アロハステート(ハワイ州)の社会的道徳観とハワイ文化の中で成長した経験は次期大統領に深く永続する影響を与えた。
ハワイ生まれの次期大統領のファンは以下を含む24カ所以上のオバマ・サイトを訪れることができる。
*1961年8月4日、次期大統領はバラク・オバマ・シニア氏とアン・ダナムさんの間に婦人・小児科専門カピオラニ病院で生まれた。
*プナホウ・スクール。オバマ氏はこの有名私立校に小学校5年生から1979年の高校卒業まで在籍した。プナホウ・スクールの卒業生にはアメリカ・オンラインの共同創設者であるスティーブ・ケース氏と女史プロゴルファーのミシェル・ウィーさんがいる。
*ハワイ・マキキ地区。オバマ氏は6カ所に住み、青年時代をプナホウ・スクール近くのアパートで祖父母のスタンリーとマデリン”トゥート”ダナムさんと過ごした。
*サウス・キング・ストリートのバスキン・ロビンス・アイスクリーム・ショップ。オバマ氏が10代に初めてアルバイトした店の一つ。
*オバマ氏が家族と友人と良く出かけた場所には以下が含まれる。タンタラスのプウ・ウカラカア州立公園、ワイキキの端にあるカピオラニ公園、ホノルル東部のサーフィングスポットであるサンディービーチ。
*選挙キャンペーン前の8月家族とともにオバマ氏は家族とオアフ島で若干の休暇を楽しんだ。それにはオロマナ・ゴルフリンクスとルアナヒルズ・カントリークラブが含まれており、カイルアビーチ公園、ヌーアヌパリ展望台でのひととき、ハナウマ湾でのシュノーケリング、ジッピーズでの伝統的なローカルスタイルのランチ、真珠湾でのアリゾナ記念館訪問、スタンリー・ダナム氏が埋葬されている国立太平洋記念墓地(パンチボウル)訪問が入っている。そのほかにもたくさんある。
ハワイ州観光局はGoHawaii.com/Obamaに特別マイクロサイトを創設しオバマ氏の若い時代と2008年8月の休暇に関連する場所をピックアップしている。
オアフでの行動のプロバイダーも観光客のオバマ氏への関心に反応している。オアフ観光ガイドは最新オバマ・ツアー(ObamaTourHawaii.com)を新設、他の業者もこれに続きそうである。
今日オバマ氏は自分の性格と価値観の形成に大きな影響を及ぼしたとして島での成長を挙げており「自分にある最高のもので自分のメッセージで最善のものはハワイの伝統と一致している」と語っている。彼はホノルルで育ちそのほとんどの時間母方の祖父母であるマデリンとスタンリーのダナムさんの庇護の下で過ごしている。オバマ氏が「トゥート」(ハワイ現地語で祖母を意味するトゥトゥから)と呼んだ祖母のマデリンさんは2008年11月2日、彼が次期大統領に選出されるわずか2日前に死去した。
次期大統領オバマ氏のハワイにおける少年時代に関心のある人はホノルルのジャーナリスト、ジェリー・バーリスとステュー・グラウバーマン両氏が執筆しウォーターマーク・パブリッシング(BooksHawaii.net)から出版されている「The Dream Begins: How Hawaii Shaped Barack Obama」を読むことができる。
ハワイ、アロハの島々の詳細はGoHawaii.comを参照。
前後の記事
記事バックナンバー
- [-]ハワイの各地にゆかりの場所、オバマ次期大統領の少年時代 2008/12/04 木曜日