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JR東日本、カシオペア等に新型電気機関車「EF510形」導入

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は2日、同社としては初の新型電気機関車「EF510形」を導入することを発表した。同車は日本貨物鉄道が開発した機関車で貨物列車のけん引に使用される。新造輌数は15輌で、「カシオペア」「北斗星」の寝台列車や貨物列車のけん引用として使用しているEF81形式交直流電気機関車から切り替える。導入時期は2010年春以降を計画している。

 新型電気機関車「EF510形」は、現在導入している新型電車と同様のVVVF制御方式を搭載しており、出力は「EF81形」と比べ約3割増の3390キロワット。6つのモーターが独立して制御しており1つのモーター制御が故障しても通常走行が可能。またパンタグラフが雪が付着したときでも確実に上昇するように上昇力を上げるとともに、各機器の凍結防止ヒーターを強化した。


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