次世代DVD、ブルーレイがHD DVDに大差つける
ブランド総合研究所が28日に公表した、次世代DVDに関する調査で、ブルーレイを採用するソニーや松下電器産業などのDVDレコーダーが人気を集めていることがわかった。トップはソニーの53・1%で、競合するHD DVD規格の東芝を28・3%も引き離し、ブルーレイが優勢に進めている。同研究所は「ブルーレイ陣営が主要規格になりそうだ」と見解を示している。
今回の調査は2007年7月3から7日にかけて、20から50代以上の男女1071人を対象に実施されたもので、回答者の53・1%が次世代DVDレコーダーに関心、購入意欲を示し、購入したい動機に“メーカーへの信頼”と21・9%と答えた。
これらの回答に基づき、「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカーは」(複数回答)と質問をしたところ、ブルーレイ陣営のソニーが53・1%、松下電器産業が52・9%、シャープが27.9%で占めた。一方、競合するHD DVD規格の東芝は24・8%と、ブルーレイ陣営から大きく引き離されたかたちとなった。
同研究所は今回の調査結果に対し「HD DVDを代表する東芝がブルーレイ代表のソニー、松下電器に2倍の差をつけられる結果となった。メーカーへの信頼から判断する限りでは、ブルーレイ陣営が主要規格になりそうだ」と、見解を示した。
前後の記事
記事バックナンバー
- [家電・弱電]次世代DVD、ブルーレイがHD DVDに大差つける 2007/08/29 水曜日