川崎造船、内航LNG運搬船「第二新珠丸」の引き渡し
内航LNG運搬船「第二新珠丸」(川崎造船) 川崎造船は先月31日に中央海運向けLNG運搬船「第二新珠丸」(当社第1597番船)を引き渡した。同船は川崎造船が開発した貨物タンク容積2500立方メートル型LNG運搬船の第3番船となる。低温蓄圧方式の小型内航LNG運搬船で、全長は86.29メートル、幅15.10メートル、総トン数2930トン、載貨重量1781トン。
低温で液化された天然ガスを積むため、船体とは独自に低温収縮を吸収できる防熱された横置式シリンダー型圧力タンクを2区画の船倉内に2基設けられていることや、外部からの侵入熱によって発生するボイルオフガス(BOG)を、耐圧構造のタンク内に閉じ込めることにより、外部にBOGを出さない蓄圧式タンクシステムを採用していることなどが特長。
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- [船舶・造船]川崎造船、内航LNG運搬船「第二新珠丸」の引き渡し 2008/11/15 土曜日