航空機リースBOCアビエーション、「A320」20機追加発注
エアバスは6日、シンガポールの航空機リース会社、BOCアビエーションから近・中距離向け旅客機「A320ファミリー」20機を追加受注したと発表した。BOCアビエーションは中国銀行の子会社。同社からはこれまでに合計98機のエアバス単通路型機の受注を受けており、そのうち58機がすでに引き渡されている。エアバスの最新貨物機であるA330-200Fも5機受注している。
A318、A319、A320、A321で構成されるA320ファミリーは、単通路型機のベストセラー機で、これまでに6300機以上の受注を獲得している。現在、約280社に3600機以上が引き渡されている。乗客への快適性向上と航空会社への直接運航コスト削減を意図して設計されたエアバスのA320ファミリーは、全機種ともフライ・バイ・ワイヤ(電子制御飛行)システムを採用し、100席から220席を装備する航空機のなかで、最も高い共通性と経済性をあわせ持つ。
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- [航空・宇宙]航空機リースBOCアビエーション、「A320」20機追加発注 2008/11/07 金曜日