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エアロタービン社、エンジン保守・オーバーホール事業を削減

 【アムステルダム(オランダ)、マイアミ16日PRN=共同JBN】オランダの航空会社エアキャップの子会社で米フロリダ州マイアミにあるエアロタービン社は16日、エンジン保守&オーバーホール事業部門の戦略的見直しを完了して、エンジン・パフォーマンス修復ラインの事業を削減すると発表した。エアロタービンは現行のフィールドサービス、アクセサリー/ライン交換部門(LRU)と軽量エンジン保守能力を維持して、同社エンジン・リース事業をサポートする。

 エアロタービンは現在、自社CFM56-2/-3エンジン・リースのポートフォリオを支援する全面的なエンジン・オーバーホールを実施している。同社のマイケル・キング社長兼最高経営責任者(CEO)は「われわれは第三者市場での当社エンジン保守プラットフォームを商業的に実行可能にするため必要な投資と努力が、必要な投資利益を生んでいないという結論に達した。その代わり必要な主要なエンジン修理業務は世界広く保守プロバイダーに外注することとして、われわれはエアキャップ・グループとの既存のビジネス関係をより良く活かすことができるだろう」と語った。

 エアロタービンはこの結果、マイアミにある労働力を約50職務減らすことになる。キング社長は「この取り組みは当社に即効的な財務上の恩恵を与え、事業の発展と顧客サービスに当社資源を集中することができる。私はこれがコアとなる競争力を最適化するとともに成長への大きな弾みを付けることを支援するものと確信している」と語った。

 ▽エアキャップとエアロタービンについて
 エアキャップは航空機とエンジンのリース、取引と部品販売で市場をリードするグローバルな総合航空会社である。エアロタービンはエアキャップの子会社で、エンジンのリースと取引、機体とエンジンの解体、パーツ販売、MRO(消耗品と補修用品)サービスに注力している。


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