日産自、飲酒運転防止コンセプトカーを開発
日産自動車は3日、飲酒運転の根絶に向けた取り組みの一環として、飲酒運転を防止する機能を搭載したコンセプトカーを開発したことを発表した。同社は今後、同コンセプトカーを使った技術開発と検証実験を進めていく方針。
同社は、今年6月に搭載したエンジン始動時に飲酒運転防止メッセージを表示させる機能や、ドライバーの呼気中アルコール濃度を検出し、エンジン始動制御を行う装置など、自治体と連携して試験、技術開発を進めている。
今回開発したコンセプトカーでは、クルマが(1)センサーによってアルコール臭気を検知(2)カメラでドライバーの顔を映し覚醒度を推定(3)車両の運転挙動を検出し居眠り、脇見等ドライバーの運転状態を評価するなど、ドライバーの状態から飲酒運転をわり出し、音声とカーナビ画面への表示、シフトロックあるいはシートベルトを巻き上げるなどして、警報する装置を搭載した。
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- [四輪・二輪]日産自、飲酒運転防止コンセプトカーを開発 2007/08/03 金曜日