ディーゼルエクストレイル20GT、発売1カ月で1000台突破
エクストレイル 20GT(日産自動車) 日産自動車は6日、先月18日に発売したクリーンディーゼルエンジン搭載車エクストレイル「20GT」の受注数が10月5日の時点で累計1077台に達したことを発表した。月の販売目標数は100台で大幅に上回る好調な滑り出しとなった。購入者層はガソリン車と同様に幅広く、地域別では北海道、東北、関東地区(首都圏含む)でエクストレイル全体に占めるディーゼルの受注比率が高くなっている。
エクストレイル「20GT」は排出ガス規制「ポスト新長期規制」に適合したクリーンディーゼル車。同車に搭載の「M9R」エンジンは、最高出力127kW(173PS)/3750rpm、最大トルク360N・m(36.7kgf・m) /2000rpmを発揮し、2リッターにもかかわらず、ガソリン3.5リッターV6エンジン並みの高トルクを低回転から発生し、あらゆる走行シーンにおいて余裕の走りを提供する。
また10・15モード燃費15.2km/Lの低燃費を実現し、同等出力のガソリン2.5リッターエンジンと比較して約3割燃費が向上した。低燃費である上に、軽油の燃料代がガソリン車より安いことから、経済性にも優れている。従来のディーゼルが抱えていた不快な騒音及び振動を取り払うことで、室内空間ではガソリン車並の静粛性を確保している。
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- [四輪・二輪]ディーゼルエクストレイル20GT、発売1カ月で1000台突破 2008/10/06 月曜日