三菱の次世代デジタルテレビに採用、マーベルの88DE2710
【サンタクララ(米カリフォルニア州)30日PRN=共同JBN】ストレージ、コミュニケーション、コンシューマー・シリコン・ソリューションのリーダーである米マーベル社(ナスダック:MRVL)は30日、同社の88DE2710デジタルビデオ・フォーマット・コンバーターが三菱電機が2009年に日本市場で発売予定の次世代デジタルテレビの部品として採用されたと発表した。マーベル(登録商標)88DE2710デジタルビデオ・フォーマット・コンバーターは「マルチメディアIC」分野での傑出した製品の革新性で2007年EDNイノベーション賞を受賞している。マーベル社の受賞歴を持つキューデオ(Qdeo商標)ビデオ処理技術を備え、ホームシアター向けに最高品質の高解像度ビデオを提供できる。
マーベル副社長でデジタルエンターテインメント事業部門と通信・消費者事業部門ゼネラルマネジャーのニキル・バルラム博士は「三菱電機が特別のDTVモデルのため88DE2710を選んだことを大変喜んでいる。88DE2710はブルーレイ・プレーヤー/レコーダー、MP3ドック、AV受信機、高解像度LCDテレビを含む広範囲の家電機器に使用されている。今回DTVに製品として正式に採用されたことによって、88DE2710はこれまでとは別の家電市場セグメントへ進出できる展望が開け、また当社のキューデオ技術の汎用性が示された」と語った。
88DE2710はRF、コンポジット、コンポーネント、HDMI入力を含むすべてのソースでの高品質イメージを可能とする。88DE2710のコアとしてキューデオは先進的技術のスイートを通じ豊かで高解像度ビデオ品質を提供し、ノイズやアーチファクトのない静かで自然なビデオを提供する。ピクセルごとのノイズと圧縮アーチファクト削減はデジタルビデオ固有のノイズを取り除く。ピクセルごとの動作適応3Dデインターレーシングはジャギーを防止してフェザリングが無いようにする。動作適応コントラスト強化(ACE)とインテリジェント・カラー・リマッピング(ICR)は豊かで生き生きしたイメージをレンダリングする。
88DE2710とキューデオ・ビデオ処理の詳細はhtpp://www.ClearlyQdeo.com参照。
▽マーベルについて
マーベル社(ナスダック:MRVL)はストレージ、通信、コンシューマー・シリコン・ソリューション開発のリーダーである。同社の多様な製品ポートフォリオに含まれるスイッチング、トランシーバー、通信コントローラー、無線およびストレージ・ソリューションは、企業、都市圏、家庭、ストレージネットワークを含む通信インフラ全体を強力にサポートしている。
なお、このリリースで使われている「当(同)社」および「マーベル」という言葉は、マーベル・テクノロジー・グループ・リミテッドとその子会社の全体を指すものである。詳細はhttp://www.marvell.comを参照。
Marvell(登録商標)はマーベル社とその子会社の登録商標である。その他の名前、ブランドは他の財産と主張されるかも知れない。
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- [システム・アプリ]三菱の次世代デジタルテレビに採用、マーベルの88DE2710 2008/10/02 木曜日