現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 国際情報


ブルーミングデールも進出、ドバイ・モールに

 【ドバイ23日PRN=共同JBN】世界最大手ショッピング・エンターテインメント目的地のドバイ・モールは、中東初となる米高級デパートであるブルーミングデールのデパートメントストアをオープンする。

 このストアはアル・タイエル・グループの傘下企業アル・タイエル・インシグニアが管理、運営する。敷地約1万3500平方メートル(14万6000平方フィート)のブルーミングデール・ストアは、約5000平方メートル(5万4000平方フィート)のホームストアに加えて全域がブルーミングデール専売店となる。

 フランスの高級デパートであるギャラリー・ラファイエットもまた、ドバイ・モールのアンカーストアとして初めて中東にアウトレットをオープンする。

 アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイの商業施設開発会社エマール・モールズ・グループのジム・バドール最高経営責任者(CEO)は「ドバイ・モールに進出するブルーミングデールは新しいリテール文化の始まりであり、ドバイは最高の世界ブランドを提供する究極のショッピング目的地として位置づけられる」と語った。

 ドバイ・モールのゼネラルマネジャーであるヨーシフ・アル・アリ氏は「ブルーミングデールの『ライク・ノー・アザー・ストア・イン・ザ・ワールド』タグは、ドバイ・モールのリテール体験の完ぺきな総和であり、世界的なライフスタイルとショッピング目的地となる見通しである」と語った。

 アル・タイエル・グループのハリド・アル・タイエル最高執行責任者(COO)は「アル・タイエル・グループは豪華リテールの先駆者として、画期的な目的地に偶像的ブランドを代表することによって、この地域のリテール景観に新たな特徴を付け加えることになる。グループはブルーミングデールを招いて、最高の国際ブランド提供を求める中東の消費者の嗜好を付け加える」と述べた。

 ブルーミングデールの親会社マーシーズのテリー・J・ランドグレン会長兼社長兼CEOは「これは当社初の海外進出となり、われわれはそのブランドが国際的にどのように解釈されるか大いに学びたいと考えている。ドバイはブルーミングデールにとってユニークな機会である。ドバイは急成長中の豊かな市場であり、観光、スポーツイベント、ビジネスのための国際的目的地として台頭している」と語った。

 ドバイ・モールは、世界で最も高いビルとして建設中のブルジュ・ドバイを含めて開発費200億ドルのブルジュ・ドバイ市街地の一部である。モールは1200余りのストア、160余りのF&Bアウトレットを持ち、ドバイ・アクエリアム&ディスカバリー・センター、世界最大の屋内金市場、ファッションアベニュー、ドバイ・アイスリンク、キッザニア、SEGAリパブリック、22スクリーン完備の映画館ビルなど各種アトラクションを備えている。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する