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独コミュノロジー、数百万ユーロの新規資金調達完了

 【ケルン(ドイツ)17日PRN=共同JBN】ドイツのソフトウエア・ソリューションプロバイダー、コミュノロジー社は数百万ユーロの新規投資資金を得て新タイプのマルチメディアサービスの開発を促進し、新しい領域にビジネスを拡大する。重点分野はモバイルソーシャルコミュニティーとモバイルマーケティング、モバイルインスタントメッセージングの急成長市場部門である。同社のこの第2回資金調達に参加したのは新しい有力投資家のミューニック・ベンチャー・パートナーズのほか、既存投資家のS-VCとドイツ復興開発銀行(KfW)、共同創設者のトマス・ケーラー、フランク・ベルの両氏。

 コミュノロジー最高経営責任者(CEO)で共同創設者のトマス・ケーラー氏は「今回の投資によりわれわれはビジョンを現実に変える財源を得る。われわれは今や新製品とモバイルソリューションをより迅速に提供し、新しい有望な市場で国際戦略を成功裏に促進する絶好の立場にある」と語った。

 ミューニック・ベンチャー・パートナーズのマネジングディレクターであるワルター・グラッスル博士は「われわれはコミュノロジーの技術力と創造力の強さに感心している。同社はボーダフォン、T-モバイル、AT&T、エリクソン、ノキア、ソニー・エリクソン、テレフォニカ、RIMなど有名な企業にモバイルマルチメディアアプリケーションを提供しているモバイル通信業界で国際的に成功している有力企業だ」と語った。

 コミュノロジーの画期的な、市場で立証済みの技術は携帯電話メーカー、モバイルコミュニケーション・ネットワークオペレーター、メディア・IT業界の顧客の間で展開されてきた。新製品の市場投入時間は顧客との密接な協力と同様に、同社の成功にとって重要な鍵である。

 同社諮問委員会委員長のヘルベルト・マイ博士は「コミュノロジーは開発面で非常に大きな成功を収めた。同社はモバイル通信業界の国際的大手企業の間で高い評価を得ている」と語った。

 ▽コミュノロジーについて
 コミュノロジーはリッチメディア・モバイルコミュニケーション・ソリューションの専門家として世界的に活動している。同社は2001年に設立され、2003年以来国際的品質規格であるEN ISO 9001:2000の認証を取得しており、同社の検査・開発チームはモバイルアプリケーション進展のパイオニアである。コミュノロジーは高度なアプリケーション開発の簡素化、サポートを目的とした個別にカスタム化可能なプラットフォームを顧客に提供する。そのポートフォリオにはモバイルコミュニケーションの検査環境と、AT&T、T-モバイル、ボーダフォン、ノキア、ソニー・エリクソンなどコミュノロジーの携帯電話顧客の稼働ソフトウエアに対する品質保証サービスが含まれる。同社はトマス・ケーラーCEOとフランク・ベル最高技術責任者(CTO)の2人の創設者が率いる。この2人の創設者のほか、SVCとドイツ復興開発銀行(KfW)、ミューニック・ベンチャー・パートナーズが同社を保有している。

 詳しい情報はウェブサイト(http://www.communology.com)まで。

 ▽ミューニック・ベンチャー・パートナーズについて
 ミューニック・ベンチャー・パートナーズはソフトウエア・半導体業界の上級幹部と経験豊富なベンチャーキャピタルの専門家が設立した。応用研究推進のための世界的な有力研究機関「フラウンホーファー協会」の主要パートナーであるミューニック・ベンチャー・パートナーズは、情報、コミュニケーション、技術分野で選別したハイテク新興企業への投資を行う。機関投資家、戦略投資家、世界の大企業を含む民間投資家が確約した約6000万ユーロの資金規模をベースとして、ミューニック・ベンチャー・パートナーズはハイテク新興企業の成長のための資金拠出を行い。これら企業の価値創出をサポートできる。詳しい情報はウェブサイト(http://www.munichvp.com)まで。


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