エアバス、英フィルトン主翼部品製造工場を英GKNに売却
欧エアバスは16日、英国南西部フィルトンにあるエアバスの主翼部品製造および組立工場を英GKNに売却する契約を交わしたことを発表した。これにより、同工場の運営、資産、活動は同契約に基づきGKNに移管される。
フィルトン工場は主翼部品の製造を担当し、主翼前縁・後縁、ウイングボックスのパーツ、シュラウドボックス、単通路型の主翼電気ハーネス、リブ、その他パイプやダクトなどの部品を製造する。
この契約は規制当局の承認を得た後、今年末までに完全施行される。GKNはまた、この契約によってA350 XWBの炭素繊維複合材、主翼後縁の製造を行う。
なおGKNはエアバスの経営改革計画である「パワー8」を支援し、エアバスの航空機プログラムにおいて引き続き、フィルトン工場が重要な役割を担うための投資を行うとしている。
前後の記事
記事バックナンバー
- [航空・宇宙]エアバス、英フィルトン主翼部品製造工場を英GKNに売却 2008/09/17 水曜日