ワールプールとLG電子が一部和解、冷蔵庫の特許訴訟で合意
【ベントンハーバー(米ミシガン州)12日PRN=共同JBN】米ワールプール社(NYSE:WHR)と韓国LG電子は12日、ワールプール社が2008年1月に米国際貿易委員会(ITC)に起こしたLG電子が同社の特許を侵害しているとする争いについて部分的に和解することに合意した。
この和解はワールプール社の自動製氷器に含まれている冷蔵庫フリーザーに使用される製氷器フィルチューブに関する2件の特許に関係している。LG電子は特許侵害とされている冷蔵庫モデルのフィルチューブのデザインを変更することに合意した。両社はITCへの提訴でフィルチューブ特許について取り下げ、関連する連邦地裁における両者間の訴訟も保留とすることに合意した。
今回の和解では、ワールプール社が特許侵害としてITCに提訴した冷蔵庫のドアを貫通した食品保存室と氷ディスペンサーに関する部分は解決されなかった。これについてのITCの審査は2008年12月に予定されている。
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- [製造全般]ワールプールとLG電子が一部和解、冷蔵庫の特許訴訟で合意 2008/09/12 金曜日