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神戸製鋼所、JAXAの宇宙輸送機にチタン合金採用

 神戸製鋼所は10日、JAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)が国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送手段として開発中の軌道間輸送機「HTV(H-II Transfer Vehicle)」に同社製チタン合金製品が採用されることになったと発表した。

 採用されたのは「HTV」推進モジュール内に装備されるメインエンジン燃料用の推進薬タンクの素材。タンクは直径約1メートルで4個装備。熱間鍛造にて半球形を製造し、IHIエアロスペースに納入。その後、加工・溶接をし球形の推進薬タンクを製作する。


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