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ヘリックス、中南米向けに1060万ドル相当風力タービン受注

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)5日PRN=共同JBN】米カリフォルニア州サンディエゴにある小型風力タービン・メーカーであるヘリックス・ウインド社は5日、アルゼンチンの有力携帯電話中継タワー建設・サービスプロバイダーで、有名なエネルギー供給業者であるEDAL・RE(アルゼンチンエネルギー開発社)と1060万米ドルの確定売買契約を結んだと発表した。

 EDALは遠隔地や安定した電力供給のない地域の無線通信タワーとともに灌漑・揚水用ポンプに対する分散型発電ソリューションの有力デベロッパーである。同社はアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、チリ、ブラジル、(オランダ領)アルバ、(オランダ領)アンティルの各市場を目標にする計画である。今回の契約は今後3年間に少なくとも1500ユニットの売買を取り決めており、それは南米における再生可能なエネルギー供給ソリューションの高まる需要、石油に依存する移動用発電コスト増を反映している。

 ヘリックス・ウインドのイアン・ガードナー最高経営責任者(CEO)は「ヘリックス・プラットフォームの柔軟性は、分散型のオフグリッド発電から灌漑や飲料水向けの揚水まで、さまざまな分野のアプリケーションに理想的となる」と語った。

 EDALのハビエル・ウォルコフ社長兼CEOは「南米市場のこの分野のリーダーと提携することになって喜んでいる。われわれは顧客に向けてヘリックスを選択する前に、多くの垂直軸風力タービンを評価した。プラットフォームの柔軟性、美学的な設計、効率と耐久性、そして設置の容易さは、すべてわれわれの決定に与えた要因である。われわれはそのようなアイコン風の革新的製品を南米に持ち込むことに興奮している」と語った。


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