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トヨタ自動車が欧州研究開発・生産技術拠点を拡充、約121億円投資

 トヨタ自動車は4日、欧州における研究開発、生産技術拠点を拡充することを発表。欧州事業を統括するトヨタモーターヨーロッパが研究開発・生産技術拠点であるTMEテクニカルセンターを拡充する。敷地面積は18万7000平方メートル。投資額は約8000万ユーロ(約121億6000万円)。2009年に着工し、2010年頃の完成を予定している。

 トヨタは、欧州における商品開発力強化を目的として、2004年より研究開発体制の拡充を進めてきており、2006年には欧州生産車種のアッパーボディー開発業務や欧州販売車種のディーゼルエンジンの市場適合業務等を行う実験棟を設置した。今回の拡充により、欧州における技術開発の現地化が一層進展することとなる。

 トヨタは現在、日本、北米、欧州、アジア、豪州に車両やユニットのデザイン、設計、評価などを行う研究開発拠点を設置しており、今後も世界各地域の特性に対応した商品の開発、提供につとめていくとしている。


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