オムロン、人の存在を検知し制御するセーフティマット発売
形UM形MC3セーフティマットとセーフティマットコントローラ(オムロン) オムロンは人の存在を検知する安全装置「セーフティマット形UM」などの形UMシリーズを11月1日に発売する。セーフティマットは、セーフティマット上に人が存在することを検知する装置で、乗った際に生じる圧力によって検知する。
生産現場などにおいて、機械・装置の稼動部やロボットアームなどが配置されている、いわゆる危険なエリアに作業者が存在しているかを検知し、装置自体を停止させることができる。そのため、あやまって巻き込むなどの事故を未然に防ぐことが期待できる。
今回発売する形UMシリーズは、セーフティマットにコネクタ付きケーブルを備えており、複数のセーフティマット間を容易に接続することができる。またセーフティマット形UMと専用のセーフティマットコントローラ形MC3の組み合わせにより、安全カテゴリ3(EN954-1)を実現させている。
価格は形UMセーフティマットで5万8000円から10万9000円。形MC3セーフティマットコントローラで6万6000円。初年度の販売目標台数は500台としている。
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- [電子・半導体]オムロン、人の存在を検知し制御するセーフティマット発売 2008/09/05 金曜日