ファイナンシャル・テクノロジーズ、年次報告でウェブサイト公開
【ムンバイ(インド)27日PRN=共同JBN】ファイナンシャル・テクノロジーズ(インド)(インドのナショナル証券取引所NSE: FINANTECH、同ボンベイ証券取引所BSE:FINTECH)は27日までに、2008年次報告書に対する特設のマイクロウェブサイト(http://ar2008.ftindia.com)を公開した。
このマイクロサイトは、同社コミュニティーが年次報告書の内容についてより透明性を持って、ユーザーフレンドリーにアクセスしてもらうよう特に設計・作成されたものである。
同社コミュニケーション・投資家広報関係担当ディレクターのミテン・メータ氏は「マイクロサイトへの同社ビジョンは、ユーザーが年次報告書の財務的、戦略的な内容、進行中の基盤で四半期収益にシームレスかつ至る所で自在にアクセスしてもらって最もダイナミックなウェブ体験を提供することである。そのテーマである『価値(Value)』は当社の存在理由であり、取締役会を越えるすべての投資家にほかにはできない一貫性のある価値を提供するとのコミットメント継続を強化するものである」と語った。
同氏はまた「年次報告書のほかの大きなイノベーションには、ファイナンシャル・テクノロジーズ・グループの以下のような取締役会および諮問委員会のメンバーからの『指導者は語る』の発言が含まれている」と語った。
同メンバーの発言集は以下の通り(敬称略)。
ジグネシュ・シャ-の「新しい電子取引ルートの図表化」
レオ・メラメドの「デリバティブ市場-興味ある時代に生きる」(SMX会議発表で提出された発言抜粋)
G・N・バジパイの「新しい市場、新しい機会」
キラン・カルニクの「テクノロジー中心の市場-破壊的イノベーションのためのプラットフォーム」
アン・スイー・ティエンの「汎アジアの商品デリバティブ開発」(SMX会議発表で提出された発言の抜粋)
▽ファイナンシャル・テクノロジーズ(インド)について
ファイナンシャル・テクノロジーズ(インド)(http: www.ftindia.com)は、テクノロジー主体の次世代金融マーケットを創出し、運営する18億4000万米ドル(時価総額、NSE: FINTECH、BSE:FINTECH)のグローバルリーダーであり、同マーケットは株式、商品、通貨、ボンドなど多種資産クラスで透明性、効率、流動性を持っている。
同社の極めて堅牢かつ拡張性ある取引プラットフォームは深いドメイン専門知識と合わせて、さまざまな金融市場では匹敵できないスピードと処理コストを持って大量破壊的なイノベーションを進める決定的な手段となる。この専門知識は同社をユニークな立場として、在来型の会社が試みてもふさわしくないか経済的に成り立たないような「新しい資産クラス」と「新しい投資家クラス」に対する電子的、組織的かつ規制された金融市場の創設に役立つ。
同社の市場は世界的な取引と経済を民主化し、大衆向けに「価格発見」、「取引効率」、「リスクヘッジ」の恩恵を広げることによって人々の生活を変える。このような恩恵は同様に、社会経済的ピラミッドの中層と下層からの価値を解放して、包括的で公平な成長を生み出す。
同社主力ブローカー・ソリューション製品スイートのODIN(商標)は、インドの自動取引市場ブローカーの約80%が利用して、2008年3月時点で32万余りのライセンスを持っている。DOME(商標)は次世代市場向けにセットアップし、運用する有力な「取引プラットフォームの選択肢」である。
▽取引ベンチャー
ファイナンシャル・テクノロジーズは以下のような8つの取引ベンチャーを設立した。
MCX(http:www.mcxindia.com):インドで第1位の多種商品先物取引所で、FIAから世界トップ10にランク付けされている。
DGCX(http://www.dgcx.ae):中東における初の国際商品・通貨デリバティブ市場。
IBXフォレックス(http://ibxfx.com):インド第3位の銀行間フォレックス取引プラットフォーム。
NSEL(http://www.nationalspotexchange.com):農業産品取引のための全インド電子スポット市場。
IEX(http://www.iexindia.com):インド初の電気取引のための電力取引所。
SNX(http://www.snxindia.com):生鮮食品取引のためのインド初のスポット取引所。
GBOT(http://www.gbot.mu):アフリカ大陸へのゲートウェーとして貢献するモーリシャスからの多種資産クラス電子取引所。
SMX(http://www.smx.com.sg):アジアと世界の間で多種製品取引のシングルプラットフォームとなる初の国際的な汎アジア・デリバティブ取引所。
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- [金融・保険]ファイナンシャル・テクノロジーズ、年次報告でウェブサイト公開 2008/08/29 金曜日