HPがサーバーなどに採用、米プロストアのRDX技術
【ボールダー(米コロラド州)20日PRN=共同JBN】リムーバブルディスク・ストレージ(http://www.rdxstorage.com)・システムの有力デベロッパーである米プロストア・システムズ社は20日、エントリーレベルのヒューレット・パッカード(HP)・プロライアント(ProLiant)・サーバーとHPxwシリーズ・ワークステーションによるRDX(登録商標)データカートリッジ技術の可用性を発表して、リムーバブルディスク・ストレージ・ソリューションの市場参入を強化し続けている。
これらリムーバブルディスク・バックアップ・ソリューションは使い勝手が良く手ごろな価格であり、障害復旧計画の一環として中小企業がデータをオフサイトで保存することができる。HPストレージワークスRDXリムーバブルデータ・カートリッジ(http: //h71016.www7.hp.com/ctoBases.asp?oi=E9CED&BEID=19701&SBLID=&ProductLine
Id=450&FamilyId=2831&LowBaseId=21630&LowPrice=$2,499.00)は、160GBと320GBの容量で即日入手できる。
プロストア・システムズのスティーブ・ジョージス最高経営責任者(CEO)兼社長は「RDX技術の採用は、ユーザーがディスクのスピードと信頼性を重視するが、データ保護と障害復旧アプリケーションに対する高容量リムーバブルメディアを必要としていることを証明している。今日の発表でエントリーレベルのHPサーバーやHPワークステーションでRDX技術が利用可能になったことは、リムーバブルメディアによるディスクのパフォーマンス特性とオフサイトストレージ能力のすべてを提供する統合データ保護ソリューションを顧客に供給するものである」と語った。
RDXバックアップとデータ保持ソリューションは現在、世界で8万5000以上のエンドユーザーにインストール基盤を持っており、ビジネスサーバーとワークステーション・バックアップに対するリムーバブルディスク市場の90%をつかんでいる。最近のIDCリポートによると、リムーバブルディスク・ソリューションの売上高は2012年(注)に5億ドルを超えると予測されている。
IDCのテープ・アンド・リムーバブル・ストレージ担当リサーチディレクターであるロベルト・アマトルーダ氏は「中小企業は増え続けるデータストレージのニーズに対応するため、一段と低コストで高容量のリムーバブルストレージを求めている」と語った。
RDX技術は標準的なデータバックアップ・ウインドーを時間単位から分単位に減らし、ユーザーは100GBのデータを一時間足らずでバックアップすることができる。さらに、RDXディスク・システムは振動などショックに強い設計で持ち運び可能な2・5インチ・ハードディスク・ドライブを内蔵するドックとカートリッジが含まれる。その堅牢な設計によって顧客は、環境上の汚染に耐え、1メートルまでの落下にも持ちこたえることができる確実で耐久性のあるバックアップシステムを手にすることができる。
HPストレージワークスRDXリムーバブルディスク・システムのビデオは、以下のサイトで閲覧できる。
http://h71016.www7.hp.com/html/interactive/rdx/model.html?jumpid=in_HP3D_3d/STO/rdx/3DCENTRAL/flash
RDXソリューションは最も人気のあるバックアップ・ソフトウエアと互換性がある。リムーバブルディスク・システムは上位および下位互換性があり、それは今日のドックが明日のカートリッジその他とともに働くことを意味する。例えば、現在利用可能な最高容量のRDXカートリッジは、2年前に出荷された初期のRDXシステムとの互換性を持って完全にデータの読み書きができる。
▽プロストア・システムズについて
プロストア・システムズ(http://www.prostorsystems.com)は、オフライン・ストレージの経済性を持ちながらオンライン・ストレージの利点を提供するバックアップとデータ保存用企業クラスのリムーバブルディスク・ストレージ・システムのリーダーである。プロストア・インフィニボールト(InfiniVault、商標)はネットワーク・ディスクでリムーバブルディスクをバーチャル化して、データ保持コストと電力消費を劇的に軽減する。プロストア・インフィニボールト(http://www.prostorsystems.com/infinivault.php)のデータ保持オペレーティング・システムはまた、あらゆる部署、中小企業のITプロフェッショナルが最も厳しいガバナンス、規制上と法務上の(データ)保持要件ですら対応する低コスト、長期的なデータ可用性をユーザーに提供する方法を簡素化する。
プロストア・インフィニボールトは、サーチストレージ・ドットコム(SearchStorage.com)のバックアップ・障害復旧部門の年度製品賞を受賞している。プロストア・システムズは、リムーバブルディスクの事実上標準規格になっているRDX技術のデベロッパーである。RDXソリューションはさまざまなOEMを通じて世界的に入手可能であり、ディスクの性能と信頼性を提供するとともに取り外し可能と長期的なデータ保持の利点ではテープによる伝統的手法を超える。
プロストア・システムズとインフィニボールトに関する詳しい情報は以下に問い合わせることができる。
http://www.prostorsystems.com or contact the company at
info@prostorsystems.com or 303-565-3100
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- [電子・半導体]HPがサーバーなどに採用、米プロストアのRDX技術 2008/08/21 木曜日