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6月の建設工事受注高、民間受注は32%減=国土交通省公表

 国土交通省が11日に公表した建設工事受注動態統計によると6月の建設工事受注高は前年同月比11.7%減の4兆4768億円だった。公共機関からの受注工事額が7.1%増の8439億円に対し、民間からの受注工事額は32.0%減の5953億円と3カ月連続で減少した。

 内訳をみると公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)のうち「国」からの受注は2618億円で13.5%増加、「地方」からは5821億円で4.5%増加した。工事分類別では「道路工事」が2786億円と最も多く、「教育・病院」の1617億円、「下水道工事」の867億円と続く。発注機関別の工事分類別では市区町村は「教育・病院」(1245億円)、政府関連企業等は「道路工事」(1041億円)、都道府県も同様に「道路工事」(983億円)と、それぞれ占めていた。

 民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)のうち受注工事額が最も多いのは「住宅」で1526億円、次に「工場・発電所」994億円、「店舗」770億円だった。


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