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松徳工業所 奈良工場に省エネ型連続炉導入、量産加工対応に本格稼働中

 【ねじ・ネジ・業界紙】 ㈱松徳工業所(本社=大阪府柏原市円明町1000―30。横尾臣則社長)では、奈良工場において昨年完成した「第三工場内」に最新鋭タイプで省エネ型のメッシュベルト式焼入焼戻炉を1基導入。

 本社所有の1基が廃炉時期を迎えたことに伴い、バックアップ体制の整備に実施されたもので、既にユーザー監査が進められて量産加工対応の本格稼働が見られている。同工場は、焼入焼戻加工処理(浸炭・調質)を担う合計4基を備え、重要行程の信頼性と安全性等を更に追求し、加工技術向上のもとに一層の高付加価値化に資する展開を図っていくものとしている。

第2608号3面

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