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フィリピン沖探査でニド社が発表、116億バレルの可能性も

 【パース(オーストラリア)8日メディアネット・インターナショナル=共同JBN】ニド・ペトロリアム社(Nido Petroleum:ニド)は8日、何回かの大規模地震探査の完了後フィリピンのNWパラワン・ベイスンの深海プロスペクトとリード・インベントリーから現場に116億バレル相当の原油が埋蔵されている可能性があると発表した。

 ニド社は石油大手からの積極的な反応に従って、現在フィリピンにおける石油・ガス探査のための戦略的パートナーを正式に探し始めており、業界プレーヤーに対し世界クラスのオフショア探査計画に参加するため「関心度」を提出するよう推奨している。

 ニド社の探査責任者であるジョン・パッティロ氏は「パラワン・ベイスンの重要な深海での潜在性調査で技術的能力を持つオペレーターをパートナーにすることはニド社の探査戦略上重要かつ一貫した要素である。わが社の地震探査処理はまだ完了してはいないが、これまでのところ真に世界クラスと位置づけできるプロスペクトとリード・インベントリーを生み出している。まだやるべきことはたくさんあるが戦略的パートナー探求の開始はニドにとってわくわくする出来事である」と語った。

 ニド社はこれからの探査掘削計画の結果生じると信じている成功に参加するため、マイノリティーの賃貸権を保持し続けるつもりである。ファームアウトはいくつかの段階を通じて行われる。最初は関心を持つ関係者が情報メモ受領とデータルームへのアクセスを得るため「関心度」を提出するよう招請することである。

 ニドの大当たり探査ポートフォーリオの特徴には以下が含まれる。

 ― 証明された先見性と50%以上の成功率をもつベイスン。
 ― 過去3年間に得られた2Dの9861キロメートル、3Dの1325キロメートルにわたる地震探査結果。
 ― すべてのプロスペクトとリードは証明済み地質学的プレータイプで第3者によって検討されている。
 ― 40の識別されたプロスペクトとリードのうちトップ20は今後3―5年以内に掘削候補場所となる可能性があるとされている。
 ― トップ20のプロスペクトの規模は水深75メートル―1400メートルで9700万バレル―27億4700万バレルの範囲である。

 ニド社のジャコトー・デ・ディオス最高経営責任者(CEO)は「10年にわたる真剣な努力の結果、われわれはこの重要な節目に到達できたことを喜んでいる。ニド社は長い間NWパラワン・ベイスンの潜在力について見過ごされている探査地域だと信じてきた。これまでの努力でわれわれの見方が正しかったことを立証し、潜在的な賞品が予想を超えたものであることが明らかになった。識別された掘削目標の規模を考えると一カ所の発見だけでニドを変身させる可能性があるのは明らかである。われわれはこれらの大規模なプロスペクトのうち20まではこれから掘削するつもりである。これはニドにとってわくわくするような夜明けである」と指摘した。

 正式の「世界クラス・オフショア探査計画参加招請状」は直通電話+61-8-9474-0000か電子メールexploration@nido.com.auでニドに連絡を。

(共同通信PRワイヤー)


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