ベルックスの国際賞コンペに2119人の学生が応募
【ホシュロム(デンマーク)7日PRN=共同JBN】デンマークのベルックスが主催する建築学学生を対象とする2008年国際ベルックス賞コンペに、これまでで世界68カ国の484校から2119人以上の学生が応募した。
この賞は建築学の学生に最も幅広い意味での太陽光と日光のテーマを探求して、この特別で恒久的な光とエネルギー資源についてより一層理解を深めるよう奨励し、探求するよう求めている。テーマは「明日の光(Light of Tomorow)」で素材や製品を選択する必要はまったくない。
世界68カ国の建築学校484校からの2119人については登録を終え、5月18日までにそれぞれのプロジェクトを完了するよう促されている。優勝者と佳作は国際的に著名な建築家6人とベルックスからの代表者1人から成る審査委員会で選ばれる。審査員は以下の通り。ハニ・ラシド(米国)、マチアス・サウワーブルック(ドイツ)、エンリケ・ブラウン(チリ)、ユアット・リム(マレーシア)、エバ・ジリクナ(英国)、フランシス・ノードマン(フランス)、マイケル・ラングラント(ベルックス)。
審査員は6月にイタリア・トリノに集まりすべての応募作を検討して優勝者と数点の佳作を選出する。
ベルックスのマーケティングディレクターであるマイケル・ラスムッセン氏は「われわれはこれほど多くの学生が応募したことを喜んでおり、誇りとしている。これは建築において日光を取り入れることがほんとに刺激的であることを教えてくれており、プロジェクトを目にするのにわくわくしている」と語った。
2006年は92カ国の500校から2037人の学生がこのコンペに応募した。53カ国の225校から557のプロジェクトが提出されたが、これは2004年のコンペの2倍である。審査委員会は12カ国20人の受賞者を選んだ。
国際ベルックス賞には郊外環境での建築設計や新しい構想からより抽象的なコンセプトまですべてが応募できる。彼らはまた美学、機能性、持続性のような側面に全力を注ぐこともできる。
このコンペは建築学学生と彼らの教師の双方を対象としている。学生のプロジェクトは建築学校の教師によるバックアップを必要とする。賞金総額は3万ユーロで、学生だけでなく教師も受賞対象となる。受賞者の発表と授賞式は2008年11月に欧州で行われる。
ベルックス賞コンペは国際建築家連合(UIA)および欧州建築教育協会(EAAE)の協力で行われる。詳細はhttp://www.velux.com/ivaを参照。ここでは6月末の審査委員会の会合後に応募作のすべてが見られる。
▽ベルックスについて
ベルックス社は屋根からの日光と新鮮な空気でより良い住環境を作り出す。同社の製品プログラムには平屋根のソリューションと広範なルーフウインドー、天窓が含まれる。ベルックスは各種の装飾、サンスクリーン製品、ローラーシャッター、取り付け製品、リモコン用製品、屋根に設置する太陽電池パネルを提供する。同社は10カ国に製造企業を、40カ国以上に販売企業を持っており、建材部門では世界の建材セクターで有数の強力なブランドである。その製品は世界のほとんどの場所で販売されている。ベルックス・グループは従業員が1万人以上で、VKRホールディングが所有している。VKRホールディングは財団法人と家族が全額出資している有限責任会社。詳細はウェブサイトhttp://www.velux.com参照。
さらに詳細は同社広報担当のLone Ellersgaardへ。電話: 45-16-48-18、電子メール:press@velux.com. VELUX A/S, Aalsdalsvej 99, DK-2970 Hoersholm, Denmark.
(共同通信PRワイヤー)
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- [国際情報]ベルックスの国際賞コンペに2119人の学生が応募 2008/05/09 金曜日