タトウィール、レゴランド開発でマーリンと提携
【ドバイ7日PRN=共同JBN】ドバイ・ホールディング傘下の企業タトウィールは7日、アラブ世界全域で「レゴランド・パーク」(LEGOLAND(登録商標)Parks)を建設するため世界第2位の観光客誘致グループ、マーリン・エンターテインメンツ・グループと戦略的提携を結んだ。
タトウィールとマーリン・エンターテインメンツ・グループは北米と欧州以外で建設される初めてのレゴランド・パークとなる「レゴランド・ドバイランド(登録商標)」の立ち上げを発表した。世界最大のレジャー・エンターテインメント目的地であるドバイランド内で総面積300万平方フィートを占める9億1200万AED(アラブ首長国連邦の通貨単位ディルハム)のプロジェクトであるレゴランド・ドバイランドは、2歳から12歳までの子どもがいる家族向けの40以上のインタラクティブ型乗り物、ショー、アトラクションが目玉で、家族と子ども向けのユニークなアトラクションを強化する。
タトウィールのサイード・アル・ムンタフィク取締役会長は「レゴランドおよびマーリン・エンターテインメンツ・グループとの提携を非常に誇りに思う。この提携は『ドバイ戦略計画2015』の観光目的を達成するためのわれわれの献身的活動を再度明確に示しており、われわれはエンターテインメント提供ポートフォリオを拡大し、ドバイを先駆的な世界クラスの観光目的地に変えることに寄与する」と語った。
同会長はさらに「この提携関係は世界で最も魅力的なエンターテインメントのコンセプトを展開し、ユニバーサルスタジオやドリームワークス・アニメーション、シックスフラッグス、マーベル、HITエンターテインメントなど最高のレジャーブランドとエンターテインメントブランドをドバイに誘致するリーダーとしてのタトウィールの立場をさらに強固にする。家族が親しみやすい乗り物、ショー、アトラクションに関するレゴランド・パークの国際的な評価と家族および子どもへの強力なアピールは、われわれのサービスに新たな一面を加え、来訪者と観光客に豊かな体験を提供する」と述べた。
マーリン・エンターテインメンツ・グループのニック・バーニー最高責任者は「マーリン・エンターテインメンツ・グループのブランドが付いたビジター・アトラクションは、レゴランド・パークを含め幼い子どものいる家族の究極の目的地として世界中によく知られている。最新のレゴランド・パークのためにドバイを選択したことは、単にこの地域だけでなく世界の観光客にとってドバイが有力な休暇旅行先になりつつあることを反映している。タトウィールとの提携は、レゴランドの体験とマーリン・エンターテインメンツ内の可能性があるその他のアトラクションを家族に提供する最良の方法だ」と語った。
タトウィールとマーリン・エンターテインメンツ・グループは家族と来訪者の体験を幅広いものとし、さらにレゴランドのテーマホテルとマーリン・エンターテインメンツの広範なポートフォリオにあるその他のアトラクションを含め、新しいコンセプトを展開するために協力する。
現在、レゴランド・パークはレゴランド・ビルン(デンマーク)、レゴランド・ウィンザー(英国)、レゴランド・ドイツ、それにアミューズメント・ツデー誌が4年連続して最近も「ベスト・チルドレンズ・パーク」に選んだレゴランド・カリフォルニアの4カ所にある。
レゴランド・パークは子どもが運転する乗り物、難しいものの組み立て、目を見張るようなレゴモデル、インタラクティブ式アトラクション、家族が親しめるローラーコースター、観客を行動に引き込むショーなどのユニークな取り合わせで、想像力を自由に働かせてレゴ体験に浸る機会を家族に提供する。
ドバイランド目的地でタトウィールが所有するその他のプロジェクトに含まれるのはタイガーウッズ・ドバイ、ユニバーサルスタジオ・ドバイランド、グローバルビレッジ・ドバイランド、ドリームワークス・ドバイランド・アニメーション・パーク、HITエンターテインメントの「リトルビッグクラブ・ドバイランド」、シックスフラッグス・ドバイランド、マーベル・ドバイランド、フリージ・ドバイランドなど。
ドバイスポーツシティ、モーターシティ、ファルコン・シティ・オブ・ワンダーズ、アル・サハラ砂漠リゾート、ポロ乗馬クラブ、アル・バラリ、シティ・オブ・アラビアなどスリルのあるアトラクションもドバイランドの総合サービスの一部である。
▽レゴランド(登録商標)について
レゴランドは2歳から12歳までの子どもがいる家族専用のインタラクティブ式テーマパークのブランドである。それぞれのパークは、家族がインタラクティブ式の楽しみを得られるように50以上の乗り物、ショー、アトラクションを呼び物にしている。レゴランド・パークは世界4カ所に存在する。デンマークのレゴランド・ビルン、ロンドン郊外のレゴランド・ウィンザー、米国のレゴランド・カリフォルニア、ドイツ・ギュンツブルク近くのレゴランド・ドイツなどである。レゴランド・テーマパークはマーリン・エンターテインメンツ・グループの一部である。最新の情報はウェブサイト(http://www.LEGOLAND.com)まで。
▽マーリン・エンターテインメンツ・グループについて
同グループは過去5年間にこの分野のいかなる企業よりも大きな成功とダイナミックな成長を遂げたロケーションベースの家族向けエンターテインメントの代表的な名前である。世界第2位の規模のアトラクションを運営するマーリンは、世界の3大陸12カ国で58のアトラクションと6ホテルを運営する。マーリンは象徴的なグローバルブランドとローカルブランド、マネジャーと1万3000人の従業員の献身と情熱を通じて、世界で3300万人の来訪者に忘れられない実りある体験を提供することを目指している。マーリン・エンターテインメンツは以下のアトラクションを運営している。マダム・タッソー、シーライフ、レゴランド、ロンドン・アイ、ダンジョンズ、ガルダランド、レゴランド・ディスカバリー・センターズ、アルトン・タワーズ、ウォリック・キャスルズ、ソープパーク、チェシントン・ワールド・オブ・アドベンチャーズ、アース・エクスプローラー、ペプシ・グローブ。
▽ドバイランド(登録商標)について
タトウィールのメンバーであるドバイランドは、家族全員のニーズに応える世界最大の観光・レジャー・エンターテインメント目的地である。他に類のない面積30億平方フィートの開発は性別、年齢、世界の地域、好みの活動を越えて観光分野にアピールする家族観光の国際的ハブとして、ドバイの地位に触媒作用を及ぼすように計画されている。ドバイランドは世界各地から毎年数百万の観光客を引き付けると予想される。
ドバイランドのさまざまなプロジェクトにはアラブ首長国連邦(UAE)、湾岸アラブ諸国協力理事会(GCC)と国際投資家家が開発を進めているテーマパーク、エコツーリズム・プロジェクト、ショッピングモール、レストラン、住居用建物が含まれる。
ドバイランドはけた外れのビジョンの産物であり、レジャー目的地として、またビジネス、エンターテインメント開発の快適な環境の両面で人口が増加しているUAEにとって「生活、仕事、遊び」の魅力的な場所になる。
▽タトウィールについて
タトウィールは2005年に設立、同地域で最もダイナミックな企業の1社でドバイ・ホールディング傘下の企業である。同社は市場をリードするブランで構成され、意欲的な事業開発計画を監督している。
現在、同社のポートフォリオは「エネルギー・ヘルスケア」、「観光・エンターテインメント」、「産業・不動産」の分野に分かれている。その事業体には以下が含まれる。
*ドバイ・ヘルスケア・シティー:世界クラスの品質のヘルスケア・サービスを提供する同地域のハブ。
*ミジン:同地域で最も先進的な不動産会社のひとつ。
*ドバイランド:ユニバーサルスタジオ・ドバイランドを中心としたユニバーサルシティ・ドバイランドを含め、世界最大級のレジャー・エンターテインメント・観光目的地。
*ドリームワークス・ドバイランド:世界初のドリームワークス・テーマパーク。
*シックスフラグス・ドバイランド:北米以外で初のシックスフラグス・テーマパーク。
*「リトルビッグクラブ」:HITエンターテインメントのプロジェクト。
*マーベル・ドバイランド:世界初の450万平方フィート(41万8100平方メートル)の「スーパーヒーロー」テーマパーク。
*タイガーウッズ・ドバイ:タイガー・ウッズが初めて設計したゴルフコースを含む会員制のゴルフ団体。
*ドバイ産業都市:ドバイを製造業の有力ハブとして発展させる工業地域。
*バワディ(登録商標):51の豪華ホテルと6万以上の客室を収容する世界の有力なサービス・エンターテインメント・プロジェクト。
*ドバイ・エネルギー:地域とグローバルなエネルギービジネスの商機に投資し、多角的な投資ポートフォリオを構築。
*ドバイ・マーカンタイル取引所:ニューヨーク・マーカンタイル取引所および家族向けの文化・エンターテインメント・食事・買い物の目的地であるグローバル・ビレッジと提携して中東で初めて設立されたエネルギー先物取引所。
タトウィール傘下の企業は世界大手コングロマリットとの先駆的合弁事業イニシアチブに加えて生活を向上させる産業グループを引き続き統合している。彼らは絶えず世界クラスのパーフォーマンスを追求し、一方で事業の卓越性、品質、高い成果を推進・維持するためにリーダーシップを発揮した開発を実行している。
(共同通信PRワイヤー)
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- [国際情報]タトウィール、レゴランド開発でマーリンと提携 2008/05/08 木曜日