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パナソニック、米KKRにパナソニックヘルスケア株式を譲渡

 パナソニックとコールバーグ・クラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピー(KKR)は、パナソニックヘルスケアの株式譲渡契約および株主間契約を締結し、両社がパナソニックヘルスケアの共同パートナーとなることに合意した。

 今回の合意に基づき、KKRは、持株会社となるPHCホールディングス(PHCHD)を通じて、知財等関連資産を含む、パナソニックヘルスケアの発行済株式の全てを約1650億円で取得し、パナソニックは、PHCHDの第三者割当増資を引き受ける予定。一連の取引を通じて、パナソニックがPHCHDの発行済株式の20%を、KKRが発行済株式の80%を保有し、今後、協同してパナソニックヘルスケアの経営にあたる。

 パナソニックヘルスケアは、糖尿病患者向け血糖値自己測定器・センサーの製造・販売においてグローバルトップクラスのシェアを有する診断薬事業、診療所向けレセプトコンピュータや診療所向け電子カルテ等で国内トップシェアを誇るメディコム事業、CO2インキュベータや超低温フリーザ等で国内外で高いシェアを持つバイオメディカ事業の三事業を中核とする総合ヘルスケア企業。

 パナソニックとKKRは、それぞれの持つ経営資源、ヘルスケア業界における知見、技術や専門的ノウハウ、グローバルのヘルスケア企業に対する投資経験やネットワークを活用し、パナソニックヘルスケアの更なる成長を目指していく。


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