現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 国際情報


独投資促進機関インヴェストが有機エレクトロニクス会議に参加

 【ドレスデン(ドイツ)7日PRN=共同JBN】新聞のように印刷できる携帯用電子ブック、スーパーシャープ・フラットスクリーンTV、太陽電池などは、ドイツのドレスデンで4月8-9日開催される業界の代表的な会議「プリンテッドエレクトロニクス欧州2008」で注目されるイノベーションの一部である。ドイツ投資促進機関インヴェスト・イン・ジャーマニーは、プリンテッドエレクトロニクスへの投資場所としてドイツの利点を説明するためドレスデンの会議に代表を送る。

 プリンテッドエレクトロニクスのすべて重要な要素である工業生産、印刷処理、化学品などに関するドイツの専門知識は、この分野での投資には有力な場所となる。ドイツにおける専門知識の密度は、英国のプラスティック・ロジック社が2007年初めに国際的な注目を浴びるなかで1億ユーロの製造施設の場所としてドレスデンを選択したことが、理由の1つになっている。商用利用世界初のポリマーベースのディスプレーは現在、ドイツで製造されている。この技術によってユーザーは、携帯用の電子フォームで本や新聞を読むことができる。

 有機エレクトロニクスは別な形のプリンテッドエレクトロニクスであり、太陽光発電産業において重要な役割を演じている。例えば、有機太陽電池は、シリコン電池より薄型で、より柔軟かつ恐らくより安価な選択肢を提案することになるが、それはこのような電池が新聞のように実用的に印刷できるためである。高いコントラストとともに鮮明な画像を提供するこの技術は、数年後にはテレビの中に統合され、同時に照明や看板など広範なアプリケーションも見つかることになる。

 ドイツは全面的にプリンテッドエレクトロニクス産業の有力なロケーションであり、ドイツの一部地域特にドレスデンは、その専門知識で際立っている。供給業界やフランホーファー光学精密システム研究所など研究機関に接触できることも、プラスティック・ロジックやマイクロエミッシブ・ディスプレー(MED)などプリンテッドエレクトロニクスも有力企業がドレスデン地域への進出をもたらしている。

 インヴェスト・イン・ジャーマニーはドイツ連邦政府の国内投資促進機関である。立地選定から投資決定の実行まで包括的なサポートを投資家に提供している。インヴェスト・イン・ジャーマニーは「プリンテッドエレクトロニクス欧州2008」ではスタンド23/24に代表を送る。

(共同通信PRワイヤー)


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する