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ウクライナ政府閣僚が国家経済発展計画の内容を説明

【キエフ(ウクライナ)2013年6月12日PRN=共同JBN】ウクライナ政府の3閣僚は13日、ウクライナとパートナーの国際年次ビジネス会議である「ABC: Ukraine & Partners」の出席代表に対し、「ウクライナ国家経済発展活性化計画 2013-2014」の詳細を説明する。

このプレゼンテーションはセルゲイ・アルブゾフ第1副首相、イゴール・プラソロフ経済開発・貿易相、ミハイル・コロレンコ産業政策相によって行われる。

アルブゾフ第1副首相は、このような権威ある会議で計画について討議することは「国家経済の近代化を目指す強力、かつ実利的、開放的な政府の政策」を周知させることになると述べた。

アルブゾフ第1副首相は、同計画が以下の3主要目標を達成することになるだろうと説明した。
 *経済成長促進
 *国民経済の実態経済部門を近代化し、高付加価値生産の割合を高める
 *インフラ整備と公益事業部門の近代化

この計画はウクライナ経済の競争力を増強し、その投資環境を改善するように構築されている。また、鉄鋼業、農業、機械、化学部門を含む、国内総生産(GDP)に最も貢献度の高い基幹部門を支援する。さらに、計画は中小企業、特に繊維、木工、IT部門の中小企業に対する経済的保証措置を提供する。

アルブゾフ第1副首相によれば、同計画の第1フェーズでは、実物経済部門に対して長期低利融資を提供するため、それなしでは企業の基幹的資産が近代化できない、いくつかの金融手段が創設されることになる。

さらに、同第1副首相は、計画が現実の財政支出能力との均衡がとれているものになると強調して以下のように述べた。

「財源によって保証可能な事業と活動だけがこの計画の最終確定版に残されることになろう。これこそ採用された計画事業が実行されることの保証である」

プラソロフ経済開発・貿易相によると、このビジネス・フォーラムは政府当局とビジネス部門との対話を深めるための広範な機会を開放する。

同相は「今回の会議は多くの国のビジネス界とのパートナーシップをより密接にすることに貢献し、ウクライナに好ましい投資環境を生み出すことに役立つだろう。また、信頼できるビジネス・パートナーとしてのウクライナのグローバルな地位を高めることだろう。これはわが国が国家経済を伸長させ、公共の福祉を確保することに役立つ」と述べた。

コロレンコ産業政策相もこの点に同意見であることを認めた。


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