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水危機に地元のアイデアを…オンライン・コンペ発表

 【ワシントン20日PRN=共同JBN】グローバル・ウォーター・チャレンジ(Global Water Challenge)(GWC)とアショカズ・チェンジメーカーズ(Ashoka's Changemakers)は、世界の水と下水処理施設の難問に対する画期的なアプローチを発見し、起業家を支援するためのオンライン・コンペである「地元の革新的アイデアを開発する:水と下水処理の危機を避けるために」への参加を呼びかけている。また20日には、アカデミー賞を受賞した映画「エリザベス:ゴールデン・エイジ」のシェカール・カプール監督が、インド・ムンバイのスラムでの水を求める毎日の争いを描いた自らの最新作「パーニ(水)」にインスピレーションを受けて、「changemakers.net」にブログを開設した。

 アショカズ・チェンジメーカーズのチャーリー・ブラウン執行役員は「世界水デーにあたり、われわれは清潔な飲料水と下水施設へのアクセスを現実のものにしている世界中のすべての社会革新家たちと協力する」と語った。

 社会革新家たちは2008年3月26日までに応募申請をしなければならない。GWCはコンペ終了後に選ばれたものに対して資金面の提案を求めると発表している。コカ・コーラ社からの寄付により、GWCは水と下水施設への普遍的なアクセスを目指すという自らの任務を前進させる革新的な起業アプローチの実行のために100万ドルの無償援助を提供できる。

 100以上の革新的なアイデアがすでに35カ国から寄せられている。例えばスーダンでは1人の社会革新家が地元の天然資源と水が原因の病気を根本から減らす水処理装置の物々交換システムを開始した。ナイジェリアのある起業家は人間の廃棄物から安価でクリーンで持続可能なエネルギーをつくり出している。だれでも応募できオープンなオンライン討議を通じて関与することができる。

 GWCのポール・ファエス執行役員は「だれもが清潔な水を飲み、安全なトイレを使える世界で生きるためのリソースも意思もわれわれは持っている。このコンペは世界の最へき地で働いている社会起業家が及ぼすことができる影響力を示すものだ」と語った。

 GWCは水と下水施設の分野で変革を起こす触媒となるために力を合わせている有力組織の連合体である。www.globalwaterchallenge.org

 アショカズ・チェンジメーカーズは、世界で最も緊急の問題に対する最善の社会的解決策を明らかにするために競争するオンラインの「オープンソース」共同体を構築している。これまでにアショカズ・チェンジメーカーズには125カ国以上から2000以上の解決策が寄せられた。 www.changemakers.net

(共同通信PRワイヤー)


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