ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

時間的効率じかんてきこうりつ(timeefficiency)時間的効率は正味切削に利用された仕事量NN・'tと,工作機械に与えられた全仕事量W,すなわち摩擦その他に消費された仕事量NL・Tと正味切削仕事NN・tの和との比である.すなわNN.tち時間的効率=ここにW=WNN・t+NL・Tとなる.軸線じくせん(axis)たとえば回転体,回転体表面や伝動線において軸中心を表わす直線を軸線という集合還転方式しゅうごううんてんほうしき一群の工作機械に1個の電動機を配し,電動機からいったん動力伝達軸を運転し,つぎに動力伝達軸から各工作機械を運転するもので,工場主軸から直接工作機械を運転する場合は直接集合運転といい,中聞に中間軸を有する場合を問接集合運転という.もし1個の電動機で2個以上の集合運転を運転する場合には,これを複雑集合運転として区別することもある.動力伝達軸の速サは200~400rpm,玉軸受を使用する場合に300~800rpmとする上下送リじょうげおくり(verticalfeed)工作機械のテーブルまたは工具を相対的に上下に送って,新しい切削面に工具を移動するこど心出シしんだし(centerihg)工作物または工具の中心線を機械の回転中心に合せることが元来の意味であるが,さらにひろく本体と対象物の基準線を合致させる操作を一般的にいう場合がある.ネジを切る工作物の心出シは,Vブロックとトースカン(surfacegauge,scribingblock)を用いたり,心立テ盤(centeringmachihe)を用いてあける.これは非常に大事な作業である切削効率せっさくこうりつ(cutting efficiency)切削効率は所要の動力1HP当りの切リクズ容積をもって表わし,これは工作機械の生産能力の目安となるものである.センター(center)旋盤や研削盤で加工品をささえる工具の一種.主軸および心押軸のテーパ穴に直接あるいはスリーブを介してはめこみ,その先端を加工品のセンター穴に入れて加工品を支えるものである.